秋季リーグ後半戦初日は筑波大との対戦。一時3―3まで迫られ後がない状況に追い込まれる。しかし菅沼湧輝(営2=大阪桐蔭)がぶれないプレーで勝利をつかみ、チームの目標〝全勝優勝〟へとつなげた。

◆9・4~13 関東学生秋季1部リーグ戦(所沢市民体育館他)

▼9・11 対筑波大戦(和光市総合体育館)

 ◯明大4―3筑波大                                           

 際どい戦いとなった。筑波大は春季リーグ戦5位。現チームでは負けたことのない相手に対し、龍崎東寅(商3=帝京)、遠藤竜馬(政経3=野田学園)がそれぞれゲームカウント3―1で圧倒。悪くない滑り出しだった。しかしその後シングルスを三つ落とし、3―3までもつれ込む。絶対に負けられない戦いとなった7試合目を任されたのは菅沼。ゲームカウント2―1で迎えた第4ゲームは10―7からデュースまで追い付かれる接戦となるが、落ち着いたプレーで2ポイントを取り勝利。チームは4―3で試合を制し、無敗を維持した。

 窮地に強い男だ。菅沼は春季リーグ戦早大戦で3―3の大一番を勝ち切り、全勝優勝へ貢献した。今回も髙山幸信監督が「頭が下がる」とたたえる、全力を尽そうとする素直な気持ちで正念場に挑んだ。1ゲーム目を取られた時も「焦るのではなくて、練習をやってきたからには試合で出していこうと思った」(菅沼)と前向き。春季リーグ戦後、部全体で練習してきたという3球目で回り込み攻める戦いを果敢に見せ、チームに貴重な白星を持ち帰った。またもチームを救ってみせた菅沼。今後のさらなる活躍に期待だ。

 後半戦2日目は中大、専大との対戦。「一戦一戦しっかり、決勝戦が3回ある気持ちで」(髙山監督)。今日の反省を生かし、全勝のまま最終日を迎えたい。

[波木井里紗]

山監督

――今試合の振り返りをお願いします。

 「4―3で、最後菅沼が締めて勝ったというのはチームとしては良い感じになりました。しかし負けた選手の良くなかった点ははっきりとさせないといけないし、これを明日に引きずらないよう気持ちを切り替えていかないといけないです」

遠藤

――今日チームが追い込まれた原因は何だと思いますか。

 「みんな誰が勝つかを予想していたと思います。それが負けて焦った結果だと思うので、常に最悪な結果を想定しながらやっていきたいです」

菅沼

――チームの命運を握ることになりました。

 「みんなも自分が負けたらしょうがないという感じで見てくれたと思うので、自分は勝っても負けても全力でプレーして、もちろん勝ちにこだわるのは当たり前ですけど、その中で楽しんでやるというのも大事かなと思いました」

――リーグ戦後半戦を迎えて、今後の意気込みをお願いします。

 「変わらず全勝優勝目指して頑張ります」