14日、東京六大学野球秋季リーグが開幕する。秋は各大学の4年生部員にとって集大成、中でもプロを目指す選手たちの運命が決するシーズンとなる。第1週の対戦カードは明大ー東大、法大ー早大。 “大学球界の至宝”が、開幕カードのマウンドに立つ。今春…

14日、東京六大学野球秋季リーグが開幕する。秋は各大学の4年生部員にとって集大成、中でもプロを目指す選手たちの運命が決するシーズンとなる。第1週の対戦カードは明大ー東大、法大ー早大。

“大学球界の至宝”が、開幕カードのマウンドに立つ。今春は5大学すべてから勝ち点を奪取し“完全優勝”を達成した明大。そのエースとして君臨する森下主将が、春秋連覇に向けて東大との一戦に臨む。春季リーグの対戦では延長10回20奪三振という圧巻の投球を見せたが、一方で打線は東大・坂口投手を打ち崩せず、1-0でサヨナラ勝ちと苦戦した。開幕戦2連勝でまずは勝ち点1を取り、勢いに乗って優勝へ“猪突猛進”したい。

法大ー早大は記録を狙う4年生打者たちが登場する。まずは、春季リーグでリーグタイ記録となる5試合連続本塁打を放った法大・安本選手。秋季リーグでは何本のアーチを描くのか、彼のバットに注目だ。対する早大・加藤主将は、春は勝負強い4番として稲穂打線を牽引したが、あと一歩のところで首位打者獲得を逃した。2016年の入学以降、一度も手にしていない優勝杯を目指してラストスパートをかける。

明大が春秋連覇を達成するのか、法大が2年連続秋季優勝を果たすのか、それとも他校が阻むのか。6校による熱き戦いの火ぶたが切られようとしている。

なお、スポーツブルではこの模様を「BIG6 TV」にて無料で生配信予定。プロを目指す者、今シーズン限りでユニフォームを脱ぐ者、それぞれの秋を最後まで見届けよう。