「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会12日目、男子シングルス準決勝で、第24シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を7-6(6)、6-4、6-1のストレートで破った第2シード…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会12日目、男子シングルス準決勝で、第24シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を7-6(6)、6-4、6-1のストレートで破った第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)。そのナダルが試合後のオンコートインタビューに答えた。

試合を振り返ってナダルは「第1セットはタイブレークまでに決めたかったのでフラストレーションはありました。第2セットでブレークして自分のペースにすることができました。今日は勝ててとっても嬉しいです」と話した。

第1セット、ベレッティーニにセットポイントを握られながらも逆転したナダル。その闘争心について聞かれると「とにかく集中力を保つこと。そして次のポイントに集中することです。でも、今日はたまたまラッキーでした」と謙遜した。

対戦相手のベレッティーニについては「彼は若いけれど本当に素晴らしい選手です。将来が非常に楽しみです」と賞賛している。

勝利したナダルは、決勝で第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。メドベージェフはグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を破っての勝ち上がりだ。

そのメドベージェフについては「ツアーで最も安定していて、毎週成長しています。この北米ハードコートシーズンでも彼は頑張った結果を出していますね。この夏、ベストの選手と戦うことになりますね。ただ、グランドスラムの決勝なので相手よりも自分次第です」と語った。

ナダルが言うように、メドベージェフはこれで4大会連続決勝進出という驚くべき結果を残している難敵だ。

注目の決勝は大会最終日、日本時間の9月9日早朝5時から開始予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのナダル

(Photo by Emilee Chinn/Getty Images)