DeNA―阪神23  8回阪神無死、左中間に二塁打を放つ近本。今季137安打とし、球団新人記録を更新した=横浜=横浜【写真提供:共同通信社】


■近本光司(阪神)
○9-2vs横浜DeNA(横浜)
打撃成績/右安、四球、右飛、見三振、中2、三ゴロ

 阪神の近本光司が5日の横浜DeNA戦で2安打を放ち、球団新人最多安打記録を更新した。

 「周りから言われていたので意識はしていた。今日は2本打ちたいと思っていた」という近本は、「ツーシームとフォークがいいピッチャーなので、強引にいかないように」と、第1打席でライト前ヒットを放って今季136安打となり、16年に高山俊が記録した球団記録に並んだ。さらに第2打席から四球、ライトフライ、見逃し三振と安打が出なかったが、先頭打者として打席に入った8回、横浜DeNA・5番手の藤岡から左中間を抜く2塁打を放って記録更新となった。

 試合後は敵地でのヒーローインタビューとなったが、近本は「試合に勝ったのでよかった」と笑顔を見せ、「今日、この球場に足を運んでくれたファンの方たちに、球団記録を見て帰ってもらいたいと思っていた」とスタンドの三塁側を埋めた阪神ファンにアピールした。

 この日は盗塁も決め、28盗塁となった近本は、盗塁の球団新人記録である赤星憲広の39盗塁まであと11とした。こちらの記録更新は難しいが、今季リーグトップの山田哲人とは5個差で、タイトル獲得となれば目標としていた新人王にも近づくことになる。チームは現在4位で、3位広島東洋と2.5ゲーム差でクライマックスシリーズの出場権を争っている。6日からは移動日なしで敵地広島での3連戦となる。近本は「しっかり勝って甲子園に戻りたい」と意気込んでいた。