「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会10日目、男子シングルス準々決勝。第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第20シードのディ…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会10日目、男子シングルス準々決勝。第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第20シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4、7-5、6-2のストレートで破り、3年連続となるベスト4入りを果たした。そのナダルが試合後のオンコートインタビューに答えた。

試合を振り返ってナダルは「ストレートで勝てたけれど、多くがチャレンジだった。特に最初の2セットはタフだった。そんな中で勝てて嬉しい。1ポイントずつ重ねて準決勝までたどり着けたことは本当に嬉しい」と語った。

実際この試合では、第1・第2セットは先に2ブレークアップとしながらも、一時追いつかれた。それでも強さを見せつけ、ストレートでシュワルツマンを振り切った。

第3セットの途中で左腕のマッサージを受けていたことについては「フィジカルは大丈夫。今日は少しヘビーな日だった。私は汗をたくさんかくので、途中で少し危ない時間帯もあった。でも、最後の2ゲームくらいは自分のプレーができたと思う。ハラハラしたけど、勝てて良かった」と、心配はないということを伝えた。

勝利したナダルは準決勝で第24シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは、第13シードのガエル・モンフィス(フランス)を破っての勝ち上がりだ。

そのベレッティーニについて尋ねられたナダルは「彼はビッグなフォアハンドを持っている。そして、この大会では大きな自信を持ってプレーしているので、私にとって大きなチャレンジになると思うよ。だが、私もマリン・チリッチ(クロアチア)やシュワルツマンとの戦いの中で大きな自信をつけている」と話した。

そして「この勝利は本当に大きな意味をもつ。私はこういった試合を戦い抜くために、常に努力しているんだ」と、1つ1つの試合でさらに自信をつけ、進化しながら戦いに臨んでいることを語った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのナダル

(Photo by Elsa/Getty Images)