「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦。ビアンカ・アンドレスク(カナダ)が、カロライン・ウォズニアッキ(…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦。

ビアンカ・アンドレスク(カナダ)が、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-4、6-4のストレートで破り、4回戦進出を決めた。19歳の新星アンドレスクは、1時間33分で元世界ランキング1位ウォズニアッキに圧勝。途中怪我での欠場や棄権はあるものの、「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」の準決勝でソフィア・ケネン(アメリカ)に敗戦したのを最後に、アンドレスクは連勝を続けており、今回の勝利により連勝数を19に伸ばした。

第2セットの直前、ウォズニアッキは右足首の痛みを訴え、すでに頑丈に巻かれていたテーピングを再度貼り直した。その後3ゲームを連取され、ゲームカウント0-3となったが、第19シードのウォズニアッキは、逆に3ゲームを取返し同点に追いついた。

お互いにブレークしあう攻防戦となり、両者ともにサービスキープにてこずった第2セット。第15シードのアンドレスクが、5-4のゲームカウントで迎えたサービスゲームをキープしてゲームセットとなった。

両者の対決は今回が2回目。前回は今季最初の大会である「ASBクラシック」の2回戦において、アンドレスクが6-4、6-4のストレートで勝利している。アンドレスクはこれで、ウォズニアッキに対しての対戦成績を2勝0敗と伸ばした。

アンドレスクは4回戦、「ウィンブルドン」覇者であるシモナ・ハレプ(ルーマニア)を2回戦で破った、テイラー・タウンゼント(アメリカ)との対戦を予定している。両者は前日にダブルで対戦したこともあり、「(タウンゼントが)ネットに出るのが得意な選手だということは分かっているので、パッシングショットを練習しようと思います」と記者会見でコメントした。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全米オープン」でのアンドレスク

(Photo by Mike Stobe/Getty Images)