全日本大学選手権の激闘もつかの間、秋季リーグ戦が開幕。14得点を奪う猛攻で、慶大に8回コールド勝ちを収めた。

8・31~10・20 東京六大学秋季リーグ戦(早大伏見グラウンド他)
8・31 対慶大1回戦(法大多摩グラウンド)
 〇明大14×―4慶大

 勝負強い打撃が光る。全日本大学選手権からレギュラーをつかみ取った上戸鎖飛龍(農1=花巻東)。3回裏2死二、三塁の好機で打席が回る。「全日本の反省を生かして、タイミングの取り方を変えた」(上戸鎖)と、打撃の始動を早めて球を上から見ることを意識。右前に2点適時打を放ち、チームを勢いづけた。続く5、6回にも適時打を放つなど、今試合3安打4打点の大活躍。「無心で素直に来た球を打つようにしている」(上戸鎖)と、好機に強い打撃でチームをけん引する。

 また守備では全日本大学選手権で主に二塁手を、今試合では三塁手を務めるなどオールラウンドな役割もこなす。「やりにくさもあるが、しっかりこなしていきたい」(上戸鎖)と、好守に渡り頼もしいルーキーに今後も注目だ。

 リーグ優勝あるのみだ。全日本大学選手権の敗戦からすぐに開幕した秋季リーグ戦。「疲れはあるが、そのようなことは言っていられない」(千田京平主将・農4=花巻東)。10季ぶりの優勝に向けて、気合は十分だ。日本一になった早大もいる六大学リーグを制し、千田組最後の戦いを笑顔で締めくくりたい。

[大西健太]

試合後のコメント

千田

――今試合を振り返っていかがですか。

 「初回に点を取れて、チームに余裕ができたので、そこからいい明大のペースで流れを渡すことなくできたと思います」

――まだ全日本の疲れは残っていますか。

 「全日本に懸けて死にものぐるいでやってきたので、その代償はありますけれど、そのようなことは言っていられないので、秋に向けて切り替えていきたいです」

上戸鎖

――今試合を振り返っていかがですか。

 「全日本が明けて4日が経ちましたけれど、リーグ戦春は3位という結果に終わって、秋は優勝を目標にしているので、まずは今日の開幕戦締めていこうという気持ちで臨みました」

――高校の先輩である千田さんから学んでいることはありますか。

 「1番は練習での姿勢であったり、ベンチでみんなを盛り上げる声であったり、一緒に守っていて安心感があります」

――秋季リーグ戦での目標はありますか。

 「ベストナインを目指しているので、今日のように続けて波がないように頑張っていきます」