現地30日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会5日目、男子シングルス3回戦、男子ダブルス1回戦、女子シングルス3回戦、女子ダブルス…
現地30日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会5日目、男子シングルス3回戦、男子ダブルス1回戦、女子シングルス3回戦、女子ダブルス1回戦、混合ダブルス1回戦が行われた。
男子シングルス3回戦。第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界38位のアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦。2-6、4-6、6-2、3-6で錦織が敗れ、3回戦敗退となった。
試合を通してアンフォーストエラー60本を数えた錦織。最初の2セットはサーブの調子が上がらず、それに加えフォアハンドの簡単なミスが相次ぎ、セットを落とす。修正の兆しを見せ第3セットを奪うも、第4セットはデミノーの連続スーパープレーもありブレークされると、相手の勢いを止めることができずに敗れた。
一方、勝利したデミノーはグランドスラムで自身初のベスト16入り。また、初の対トップ10勝利となった。
そのほか、前年優勝者で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界111位デニス・クドラ(アメリカ)と対戦。6-3、6-4、6-2でジョコビッチが勝利し、ベスト16進出。ジョコビッチはこの試合7本のブレークポイントを握られるも、すべて凌いだ。
また、同大会5度の優勝を誇る第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)は、世界58位ダニエル・エバンズ(イギリス)に6-2、6-2、6-1で勝利。フェデラーはウィナー48本、サービスエース10本を決め、わずか1時間20分で相手を圧倒した。
女子シングルス3回戦では、第2シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が第30シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と対戦。バーティが7-5、6-3でシード対決を制し、2年連続の同大会ベスト16進出を決めた。
そのほか、第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、第8シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がそれぞれ順当な勝ち上がりを見せた。
女子ダブルスには、青山修子(日本/近藤乳業)/アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)、マディソン・ブレングル(アメリカ)/柴原瑛菜(日本)が登場。それぞれ1回戦に臨み、青山/クルニッチは2回戦進出、ブレングル/柴原は残念ながら敗退となった。
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【8月30日 主な試合結果】
◆「全米オープン」
男子シングルス3回戦
〇アレックス・デミノー(オーストラリア)6-2、6-4、2-6、6-3 ●[7]錦織圭(日本/日清食品)
〇[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)6-3、6-4、6-2 ●デニス・クドラ(アメリカ)
〇[3]ロジャー・フェデラー(スイス)6-2、6-2、6-1 ●ダニエル・エバンズ(イギリス)
〇[5]ダニール・メドベージェフ(ロシア)7-6(1)、4-6、7-6(7)、6-4 ●フェリシアーノ・ロペス(スペイン)
〇[23]スタン・ワウリンカ(スイス)6-4、7-6(9)、7-6(4) ●[LL]パオロ・ロレンツィ(イタリア)
女子シングルス3回戦
〇[2]アシュリー・バーティ(オーストラリア)7-5、6-3 ●[30]マリア・サカーリ(ギリシャ)
〇[3]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)6-1、4-6、6-4 ●オンス・ジャバー(チュニジア)
〇[8]セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)6-3、6-2 ●カロリーナ・ムチョバ(チェコ)
〇[10]マディソン・キーズ(アメリカ)6-3、7-5 ●[20]ソフィア・ケネン(アメリカ)
女子ダブルス1回戦
〇青山修子(日本/近藤乳業)/アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)6-2、6-1 ●レベッカ・ピーターソン(スウェーデン)/タマラ・ジダンセク(スロベニア)
〇エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)/オクサーナ・カラシニコワ(ジョージア)2-6、6-0、6-4 ●マディソン・ブレングル(アメリカ)/柴原瑛菜(日本)
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全米オープン」での錦織
(Photo by Steven Ryan/Getty Images)