楽天―ロッテ24  10回、決勝ソロを放ち、ナインに迎えられるロッテ・井上=楽天生命パーク【写真提供:共同通信社】


■井上晴哉(千葉ロッテ)
○5−4vs東北楽天(楽天生命パーク)
打撃成績/左飛、空三振、投安、右飛、中本①

 千葉ロッテの井上晴哉が29日の東北楽天戦で、延長10回に勝ち越しの23号ソロを放ち、チームを勝率5割復帰&3位浮上に導いた。

 見せ場は4対4で迎えた延長10回表にやってきた。「延長戦だったので、ホームランしか狙っていないような感じでした」と打席へ。相手の守護神・松井裕樹と対峙。3球連続のストレートが3球連続でボールとなった後、「カウント有利だったので、ある意味割り切って行けました。いい割り切りができたので、スイングにも迷いなく振り切ることができたので良かった」と4球目、148キロの外角ストレートを捉えてバックスクリーンへ叩き込んだ。

 自身の一発で3位争いの直接対決に勝利し、「最高です、ホントに。ありがとうございます」と井上。最近7試合で4本塁打の大暴れで、自己最多となるシーズン24本塁打にもあと1本。4番として価値ある働きを続ける中、チームは前カードでは首位・福岡ソフトバンク相手に3連勝を飾り、今カードも2勝1敗と勝ち越しに成功して勝率5割に復帰。同時に100日ぶりの3位浮上も果たした。

 残りは22試合。シーズン終盤となって一気に調子を上げてきた和製大砲は、「上位とも近いので1試合1試合しっかり戦い抜いて、クライマックス出て、日本シリーズもしっかりやって、最後まで戦いたいと思います」と“下克上”での日本一も力強く宣言した。