「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で世界59位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界151位のマルコス・…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)の大会初日、男子シングルス1回戦で世界59位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界151位のマルコス・ギロン(アメリカ)と対戦。3-6、6-4、6-4、6-4で西岡が勝利し、4年ぶり2度目となる2回戦進出を果たした。試合時間は2時間44分。

第1セットの序盤、先にチャンスを作ったのは西岡だったが、ブレークすることができない。そしてギロンに第5ゲームでブレークを喫すると、第9ゲームでもブレークを許し、3-6で第1セットを落とす。

続く第2セット、またも序盤でブレークポイントを握った西岡。今度はしっかりとブレークすると、そこからギロンにチャンスを与えずに6-4で第2セットを奪った。

第3セットでも西岡が序盤から優位に立つ。第3ゲームでブレークすると、そのリードを守りきり、6-4で第3セットを連取。そして勝利を決めた第4セットでも第1ゲームでブレークすると、終盤にこれを返されるも、すぐさまもう一度ブレークして6-4で第4セットを奪い、2回戦進出を果たした。

接戦となった試合だったが、ブレークポイントを握った数は西岡が12本、ギロンが5本と、西岡が圧倒的に多くのチャンスを作っていた。また、セカンドサーブでのポイント獲得率も60%と安定感を見せた。前哨戦となる「ATP1000 シンシナティ」で自身初のマスターズ1000ベスト8へ進出し、勢いはもちろん、自信もつけていたのだろう。

4年ぶりの初戦突破を果たした西岡は、2回戦でフェリシアーノ・ロペス(スペイン)と対戦する。ロペスはテイラー・フリッツ(アメリカ)を破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での西岡

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)