関東王者として挑んだ全日本大学選手権。昨年度同大会優勝校の中京大相手に苦戦を強いられたが、9回裏2死満塁から永井克樹外野手(営1=広陵)のサヨナラ打で初戦を突破した。

8・21~8・26 全日本大学選手権(豊田市運動公園野球場他)
8・22 1回戦 対中京大(豊田市運動公園野球場)
明大6×―5中京大

1回戦123456789
中京大1000400005
明大010000212×6

後を追う展開となった。先発・高島泰都投手(法2=滝川西)は1回に先制点を奪われたが、2回に味方が同点に追いつくと、MAX142キロの力強い直球で相手打線をねじ伏せた。しかし5回表に制球が乱れると、失策と適時打で4点を失う。7回裏に捕逸で2点を取り返し、8回裏には7番・上戸鎖飛龍内野手(農1=花巻東)の適時打で1点差に。

9回裏、先頭の1番・原晟也内野手(情コミ2=彦根東)が9球粘った末に中前打を放つと、犠打と内野安打で好機をつくる。二死満塁の場面、迎える6番・永井は「緊張せずにおまえらしくやれ」という千田京平主将(農4=花巻東)の言葉を胸に打席に立つ。前打席で三振した分を「取り戻したかった」(永井)と、中翼手の頭上を越える逆転サヨナラ打を放ち勝利に導いた。

 ミスも目立った。5失点のうち3点は失策で失った点数だ。好機の場面でも「打ちあぐねてなかなか点が取れない」(千田)試合だった。しかし、持ち前の勝負強さでつかんだ大きな1勝。関東地区大学選手権2回戦・法大にサヨナラ勝ちした時のように勢いに乗りたい。「目の前の相手に全力でぶつかって」(千田)。日本一へ一歩ずつ近づいていく。

[中澤美月]

試合後のコメント

千田 

――試合を振り返っていかがでしたか。

「序盤にもっと点数を取れると思っていましたけれど、打ちあぐねてなかなか点が取れませんでした。自分も失策をして、いつもの明大らしい野球ができなかったです。しかし関東選手権も同じようにいくつかサヨナラで勝ってきたので、勝負強さが出たと思います」

――下級生に助けられた試合でした。

「下級生が本当に頑張ってくれました。4年生も頑張りましたけれど、本当に1、2、3年生が引っ張ってくれています。本当に頼ってしまっているので、次こそは4年生が活躍できるように頑張ります」

永井

――チームの雰囲気はいかがですか。

「練習してきたという絶対的な自信があったので緊張することなく、いつも通りの雰囲気で試合に臨めたと思います」

――次戦に向けて意気込みをお願いします。

「次で負けてしまったら意味がないので、気楽にはいきますが油断せずに目の前の相手を倒していきたいです」