西武―日本ハム20  日本ハムに勝利し、ポーズを決める西武・山川(左)と金子侑=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


■山川穂高(埼玉西武)
○11-6vs北海道日本ハム(メットライフ)
打撃成績/左本①、空三振、左本②、遊直

 埼玉西武の山川穂高が2本塁打3打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

 1本目は同点で迎えた2回。先頭打者として打席に入った山川は、北海道日本ハム先発の加藤貴之から8球粘った後、106キロのカーブを引きつけてフルスイング。山川が「いってくれと思った」という打球は、レフトスタンドに入る勝ち越し本塁打となった。

 リーグ独走となる37号となる2本目は、1点差に追い上げられた直後の5回に相手を突き放す一発となった。山川が「芯こすり」と表現した打球は、滞空時間の長い2ラン本塁打で、相手に傾きかけた流れを引き戻す一発となった。辻監督は「点を取られた後に、すぐ取り返せた。あれが大きかった」と効果的な本塁打を評価した。

 この日は子供の虐待をなくすことを呼びかける「オレンジリボンデー」として開催された。「子供たちの夢を乗せてアーチを描きます」と宣言通りの2本塁打に山川は「僕はホームランを打ったり打点をあげたりするのが仕事。僕の姿を見て、僕の真似をしてくれるといいと思う。子供たちとどすこいができてよかった」と、定番となっているポーズを二度も披露した。

 勝敗次第では福岡ソフトバンクに優勝マジックが点灯する可能性もあった試合だが、山川の活躍でゲーム差は4.5に縮まった。まだまだ厳しい状況には変わりないが、山川は「僕たちは勝ち続けていく。それでソフトバンクがちょっとずつでも負けてくれたらいい」と、リーグ連覇を諦めない姿勢を見せた。