ソフトバンク―西武20  4回から2番手で登板し、4勝目を挙げたソフトバンク・椎野=京セラドーム【写真提供:共同通信社】


■椎野新(福岡ソフトバンク)
○2−1 vs埼玉西武(京セラドーム大阪)
投球成績/3回 被安打0 奪三振2 失点0

 首位の福岡ソフトバンクが2位・埼玉西武との直接対決に勝利して優勝マジック点灯に王手。大事な一戦での1点差勝利に大きく貢献したのが、2番手で登板した椎野新だった。

 出番は1対1の4回から。それまでの3回を4安打1失点だった先発・松本裕樹の後を受けて「一人一人の打者に向かって、戦う気持ちでマウンドに上がりました」と気合い十分に登場した。そして、この回先頭の栗山巧に対して5球連続ストレートで空振り三振を奪うと、外崎修汰は高めのストレートで外野フライ。さらに山川穂高に対しては2ボール1ストライクから145キロ、146キロの2球連続のストレートで空振り三振。続く5回、6回も付け入る隙を与えず、計3イニングを一人の走者も許さないパーフェクトリリーフを披露した。

 この日、椎野が投じた計32球のうち25球がストレート。打者9人のうち7人をストレートで打ち取り、まさに力で相手をねじ伏せた。その間にチームが勝ち越しに成功。今季4勝目を手に入れた椎野は「最高の形になって良かった。昨日、甲斐野(央)と(高橋)純平がすごくいいピッチングをして、年齢も近い中で自分も投げたいと思っていたので良かったです」と笑み。「何とか投げ切れて良かったと思います」とファンの歓声を浴びた。

 これでチームは今季63勝目。2位との直接対決に2勝1敗と勝ち越しに成功し、試合のない20日に埼玉西武が日本ハムに引き分けるか敗れると、優勝へのマジックナンバー「24」が点灯する。主力にけが人が続出した中での首位快走は、椎野も含めた強力リリーフ陣が支えている。