TEAM1P2P3P4P
東女体大10
稲泳会
▽得点者
塗師3、徳用、百田、土屋
TEAM1P2P3P4P
NWPC12
稲泳会
▽得点者
徳用3、松本、菅野、塗師

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)を終えて約1カ月半。早大は日本選手権最終予選(最終予選)出場をかけ、3日間新たな戦いに挑む。A、Bの2グループに分かれてトーナメント戦を行い、10チーム中7位までが最終予選への切符を手に入れることができる今大会。早大はOG選手との合同チーム・稲泳会として、最終予選出場への権利はもちろん上位リーグ入りを目指して臨む。大会初日は、同じBグループ内で特に意識するチームであると保田万里監督(平16教卒=東京・藤村女)が語った2チーム・東女体大とNWPCとの対戦。1試合目の東女体大戦では、3ピリオド目で点差を広げられ敗戦となったが守備からリズムをつくり攻撃につなげるなどいい形も多く見られた。対する2試合目のNWPC戦は所々でのミスが響き、6―12と敗北。1日目は勝ち星を挙げることができなかった。

 「出だしを苦手とするがこの大会は良かった」と保田監督、百田恵梨花主将(社4=埼玉・秀明英光)両者が振り返った東女体大との第1試合。結果は6―10と敗戦したが、ディフェンスでいい場面が見られた。前半、一対一の守備や連携でゴールを守り失点を最小限に抑える。するとそのディフェンスから生まれたチャンスを生かし、ポイントゲッターの塗師葵(社2=東京・藤村女)を中心に百田、土屋セナ(創理3=千葉・芝浦工大柏)らがゴールを決め得点を重ねる。対する東女体大はリーグ戦同様、日本代表に選出された有馬優美(3年)を中心に攻撃を仕掛け、ゴールを奪う。差が開いたのは第3ピリオド。早大が(※)退水者を多く出したのが痛手となった。最終ピリオドで追い上げを図るが及ばず、初戦は黒星発進となった。


力強いシュートを放つ塗師

 第2試合はNWPCとの対戦。1試合目とは異なる試合内容となった。1ピリオド目は両チーム拮抗(きっこう)していたが、第2ピリオドから早大のディフェンスが上手く機能しなくなってしまう。「下がる必要のないところで下がってしまった、パスミスが多かった」(百田)と振り返るよう、ディフェンスでのミスから相手に攻撃の隙を与え、楽な体勢からシュートを打たせてしまう場面が多く見られた。試合は最終ピリオドまで相手ペースで進み、6―12とくしくもダブルスコアをつけられての敗戦となった。


相手のパスを阻止しようとする百田

 「まず初日に勝っておきたい」(保田監督)と臨んだ2戦だったが東女体大、NWPCに敗北を喫した。上位リーグ入りを目指す早大にとってこの連敗は苦しいものになる。あすは強豪・秀明クラブとの対戦を控えており、さらに厳しい戦いが予想される。試合の出だしなど良かった点は継続しながら「しっかり守って得点する」という水球を体現し、1つでも多くの勝ち星を積み重ねる。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない

(記事、写真 飯塚茜)

コメント

保田万里監督(平16教卒=東京・藤村女)

――第1、2試合を振り返ってそれぞれいかがですか

早稲田は1試合目があまり良くないのですが、きょうはミスもそこまで多くはなく、思っていたよりもやられなかったのでそこは良かったです。2戦目も含め少し攻め急いでしまう部分がありました。パスを出す位置を誤ったり、ミスが続いてカウンターをくらって大量に失点してしまうところはやはり見られたので、そこは相変わらず直さないといけないなと思いました。

――夏休み前半までで、重点的に練習した点はありますか

シーズンが始まってからやっぱりディフェンスが課題で、一対一でやられてしまうことが多いのでそこで負けないようにすることと、ポジション取りやディフェンスの連携を重点的にやってきました。あとはシュートが決まらないと点数は取れないので シュートに関しても口酸っぱくやってきましたね。

――きょうの試合でその点はいかがでしたか

我慢強さというところではディフェンスでも少し防げるようになってきて、シュートに関しても思い切りのいいシュートがきょうは何本か決まったので良かったです。そういった点ではきょうはいい部分が出たんですけどね。それだけに第2試合ダブルスコアで負けてしまったのが少しもったいなかったなと思います。

――この大会での目標を教えて下さい

まず予選リーグで上位リーグに入ることが目標なんですけど、きょう2敗してしまったのでちょっと厳しいかなと思います。最終予選(日本選手権最終予選会)に出られる7チームに入ることが本当の目標ではあるので、あすから気持ちを切り替えてしっかり戦いたいです。

――Bグループ内で特に意識するチームはありますか

もう戦ってしまったんですけど、東女体大とNWPC。その2戦が初日で当たるのでそこは集中していこう、という形では話をしていました。もちろんあすの秀明大クラブもちゃんとやらないといけないですけど、まず初日に勝っておきたいという話だったので。

――あすへの意気込みをお願いします

きょうの改善点を修正して、しっかり守って得点するというところを意識したいです。

百田恵梨花主将(社4=埼玉・秀明栄光)

――1試合目(東女体大)を振り返っていかがですか

いつも1試合目は入りが良くなくて、パスミスや流れ、一本目が調子悪かったりするんですけど、きょうは1ピリオド目からディフェンスでしっかり守れました。下がりのディフェンスも上手くいったので、この大会の1試合目としては良かったと思います。

――2試合目(NWPC)との試合はいかがでしたか

点数を離されてしまったのが良くなかったです。ディフェンスで下がる必要がないところで中に下がって外にボールを返されてしまい、相手にシュートを打たれてしまったため無駄な失点が多かったなと思います。あと、パスミスも多くてそこも失点に繋がったかなと思います。

――この大会ではOG選手と合同の稲泳会として出場されていますが、一緒にプレーされていかがですか

センターバックに万里奈さん(徳用、平30社卒=埼玉・秀明英光)が入って下さっているので、そこで学生だけとは全然違う試合になりますしOGの方は周りがよく見えているのでパスを回してくれたり、学生だけでやるよりいい形でできていて楽しかったです。

――練習の段階から一緒にプレーする機会はあったのですか

そうですね。あまり多くはないんですけど一緒に練習しています。万里奈さんはずっと一緒にやってます。

――リーグ戦後にシュートの精度とディフェンスを強化したいとのことでしたが、きょうはいかがてしたか

OGの方が入ってくると学生だけの時とはまた少し変わってくるんですけど、きょうの1試合目を振り返るとその辺も詰められているのかなと思います。

――あすへの意気込みをお願いします

この大会では、最終予選と本戦の組み合わせを楽にするためにもいかに順位を上げるかが大事なので、しっかり勝ちきれるようにやっていきたいです。

(記事、写真 飯塚茜)