「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月11~18日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界77位の西岡良仁(日本…

「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月11~18日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界77位の西岡良仁(日本/ミキハウス)と対戦。第1セットは6(2)-7で錦織が落とした。

両者は今回が初の対戦。錦織は1回戦免除でこの試合が初戦となる。対する西岡は「錦織選手も負けたくはないと思いますし、色んなものがぶつかり合って良い試合ができるかなと思うので、全力を出したいです」と語っている1回戦で勝利を決めたときには、錦織との対戦が実現した喜びのあまり、コートで土下座するようなポーズを見せた西岡。現在の日本のNo.1とNo.2による試合の行方に、注目が集まる。

第1セットは錦織のサービスゲームから始まった。速い攻めを見せる錦織だがミスも多く、第3ゲームで15-40とピンチを迎えた。錦織は1本しのぐもブレークを許し、追う立場となった。

その後は両者サービスゲームをキープする展開が続く。第8ゲームで錦織がデュースまで追い上げるも、ブレークポイントを握るところまでは至らない。

続く第9ゲームをキープした錦織は、西岡のサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでブレークバックに成功。土壇場でゲームカウント5-5とイーブンに戻した。

第11ゲームでまたも西岡にブレークポイントを握られたが、3度のピンチをしのぎきり、なんとか錦織がキープする。

ここで錦織がドクターを呼び、点鼻薬を処方してもらったが、そのまま次ゲームに臨んだ。

そして第1セットはタイブレークへもつれ込む。ここで錦織は、西岡に6連続ポイントを許し第1セットを落とした。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 モントリオール」での錦織

(Photo by David Kirouac/Icon Sportswire via Getty Images)