ドイツ国内選手権第5戦スーリンゲンラリーでは、フォルクスワーゲン・ポロGTI R5のクリスチャン・リーデマンが今シーズン初優勝。2位はシュコダ・ファビアR5のファビアン・クレイムが入った。7位には、オランダ選手権で首位につけているボブ・デジョン(Hyundai i20 R5)が食い込んでいる。

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世界で活躍した37歳の元テニスプレイヤー、ダビド・ナルバンディアンが、新たに挑戦していたラリーでついに目標を達成した。53回に渡る挑戦の末に、アルゼンチン選手権イベントで優勝を飾ったのだ。そのラリーは、「ポンチョラリー」で知られるシリーズ第6戦、カタマルカラリー。ライバルであるマルコス・リガトが経営するタンゴがプリペアしたシボレー・アジャイルMRで参戦したナルバンディアンに向けて、リガトは「今でも自分が掲げた目標は、必ず達成している。君がラリーを始めた時から、ライバルになると分かっていた。本当に頭が痛いよ(笑)」とツイートしている。そのリガトは、同じくアジャイルMRでシリーズ首位に立っており、選手権2位にはさらにアジャイルを駆るミゲール・バルドニが追っている。選手権は、残り4戦となっている。



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ERC第6戦バルム・チェコラリー・ズリンは8月16−18日に開催される。チェコ共和国の南部にある歴史の古い街、ズリンを拠点に行われる伝統のターマックイベント。ズリンは、Bataを代表とする製靴の街として知られ、タイヤ会社バルムの地元でもあるが、今ではチェコのラリーの中心地ともなっている。注目されるERCタイトル争いは激戦となっており、現チャンピオンであるロシアのアレクセイ・ルキヤナク(シトロエン)と、ポーランドのビジネスマン、ルーカス・ハバイ(シュコダ)はわずか6ポイント差。シュコダのワークスドライバーであるチェコチャンピオンのヤン・コペッキーも、5度目のイベント制覇を狙っている。英国のクリス・イングラム(シュコダ)も、ERCタイトルのチャンスを残している。シュコダの母国戦では、新型ファビアR5 Evoが6台登場。R5マシンはさらに33台で、エントリー総数は137に上る。あっという間に天気が変わる環境も、イベントの特徴だ。
(Martin Holmes)