写真:張本智和(木下グループ) /提供:ittfworld

8日、ITTF(国際卓球連盟)から男女ワールドカップ出場選手が発表された。日本からは張本智和(8月世界ランキング5位・木下グループ)、丹羽孝希(同10位・スヴェンソン)、石川佳純(同6位・全農)、平野美宇(同10位・日本生命)の4選手が出場権を獲得した。4月に行われたアジアカップ(ワールドカップ予選)で丹羽が3位、張本が4位、石川が3位、平野が6位と入賞したため、今回の出場権が付与されている。

ワールドカップは女子が10月18~20日、男子が11月29日~12月1日にどちらも中国・成都で行われる。ワールドカップは世界ランキングのポイントが五輪、世界選手権に次いで高く、優勝者には2550ポイント、出場するだけで最低765ポイントが保証されている。つまり五輪選考のため世界ランキングが重要な日本選手にとっては、大きな鍵を握る大会となる。

昨年の男子ワールドカップは中国の樊振東(ファンジェンドン・同2位)が決勝でティモ・ボル(同8位・ドイツ)を破り、2年ぶり2回目の優勝を果たしている。昨年の女子ワールドカップでは丁寧(ディンニン・同2位・中国)が4年ぶり3度目の優勝を決め、絶対女王の貫録を見せた。男女どちらとも大きな盛り上がりを見せ、卓球ファンの心に残る熱い大会となった。

ワールドカップには各国大陸予選を勝ち抜いた20人しか参加することができないため、世界の猛者が集まっている。その中でも注目は、7月に行われたT2ダイヤモンドで中国選手を破り優勝した林昀儒(リンインジュ・同13位・チャイニーズタイペイ)だろう。ワールドカップでも日本、世界の選手にとって脅威になると予想される。

今大会は前回出場していなかった、世界王者の馬龍(マロン・同3位・中国)、世界女王の劉詩雯(リュウスーウェン・同5位・中国)も参加している。日本から参加する張本、丹羽、石川、平野の4選手は中国の牙城を崩すことができるのか。今年のワールドカップに注目が集まる。

男子出場選手一覧

馬龍(中国)
オマー・アサール(エジプト)
樊振東(中国)
ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)
カナック・ジャ(アメリカ)
フー・ヘミング(オーストラリア)
ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
丹羽孝希(スヴェンソン)
張本智和(木下グループ)
ブラディミル・サムソノフ(ベラルーシ)
ティモ・ボル(ドイツ)
林昀儒(チャイニーズタイペイ)
ダニエル・ハーベソン(オーストリア)
シモン・ゴジ(フランス)
ジョナサン・グロート(デンマーク)
クリスチャン・カールソン(スウェーデン)
サイチヤン・ガナナセカラン(インド)
李尚洙(イサンス・韓国)
黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)
マティアス・ファルク(スウェーデン)

女子出場選手一覧

劉詩雯(中国)
ディナ・メシュレフ(エジプト)
朱雨玲(ジュユリン・中国)
アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)
チャン・モー(カナダ)
レイ・ジェンファン(オーストラリア)
ペトリッサ・ゾルヤ(ドイツ)
石川佳純(全農)
馮天薇(フォンティエンウェイ・シンガポール)
ベルナデッタ・スッチ(ルーマニア)
ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)
杜凱琹(ドーホイキン・中国香港)
平野美宇(日本生命)
田志希(チョンジヒ・韓国)
鄭怡静(チェンイージン・チャイニーズタイペイ)
陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)
ウー・ユエ(アメリカ)
ナタリア・パルティカ(ポーランド)
エリザベタ・サマラ(ルーマニア)
チャン・リリー(アメリカ)

文:ラリーズ編集部