楽天―ロッテ18  先発で2年ぶりの勝利を挙げ、ファンの声援に応えるロッテ・西野=楽天生命パーク【写真提供:共同通信社】


■西野勇士(千葉ロッテ)
○8-1vs東北楽天(楽天生命パーク)
投球成績/5回 被安打3奪三振4 失点0

 千葉ロッテの西野勇士が5日の東北楽天戦で5回無失点の好投。自身約2年ぶりの先発勝利を挙げた。

 今季ここまでの31試合、すべてリリーフ登板だった西野だが、10連戦でローテーションが苦しい中で先発を任された。初回は三者凡退と上々な立ち上がり。2回に先頭の島内宏明の2塁打を打たれて2死1、3塁のピンチを迎えたが、太田光をフォークで三振に打ち取った。5回にも先頭打者に安打を打たれたが、後続を許さず5回を投げて被安打3、無失点で勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた。

 2014年から2年連続で30セーブ以上を記録し、抑えの切り札として侍ジャパンの守護神も務めた西野だが、最近2年間は先発、リリーフで思うような結果が残せなかった。今季もビハインドでの敗戦処理のような役割からスタート。しかし、与えられた役割の中で結果を残し、クローザーの益田の代役も務めた。そしてこの日、約2年ぶりの先発登板での白星。「今季初先発で、期待されて任されたところを結果で応えられた。調子も良かったし、無事に結果が出てよかった」と西野。井口資仁監督は「5回をしっかり投げてくれた。一度抹消して、10日後に100 球くらいいけるように調整してほしい」と、次回も先発で起用することを示唆した。

西野の好投でチームは勝率5割まであと1勝となり、4位東北楽天との差も1ゲーム、3位埼玉西武との差も1.5ゲームになった。西野は「10連戦はまだ3つ残っているので、いい流れでまたマリンでやれる。また明日から頑張りたい」と、クライマックス圏内に意欲を示した。