 巨人―阪神16  6回巨人2死、炭谷が左中間に満塁本塁打を放つ。捕手梅野=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


■炭谷銀仁朗(読売巨人)
○16-4vs阪神(東京ドーム)
打撃成績/四球、左本②、見三振、左本④

 読売巨人の炭谷銀仁朗が満塁弾を含む2本塁打でチームの連敗ストップに貢献した。

 初回から一挙7点の猛攻で16安打16得点と爆発したチームで、炭谷は6打点を叩き出した。3回の第2打席に阪神先発・岩田から2ランを放つと、6回の第4打席では2死満塁の場面で、阪神4番手の浜地から初球をグランドスラム。いずれも阪神ファンで埋まったレフトスタンドに運んだ。

「手応えはよかった」という炭谷の1試合2本塁打は、2017年10月3日の東北楽天戦以来でセ・リーグ移籍後は初。満塁本塁打と1試合6打点はプロ1年目の2006年以来となり、「忘れていた。出来すぎだと思うので、帰りに事故しないように気をつけます」と話して周囲を笑わせた。

 一時は独走状態だったチームが、4連敗で2位の横浜DeNAに3.5ゲーム差まで迫られていた。この日は横浜DeNAが敗れたため、差は広がったが、その下には昨季までの3連覇チームが9連勝と猛追してきている。来週はこの2チームとの直接対決が控えており、炭谷は「今日は何としても勝ちたいと思っていた。これで勢いをつけて、来週はひとつでも多く勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。

 この日の勝利で、原辰徳監督が監督通算999勝となり、史上13人目となる1000勝に王手をかけた。「足踏みせず、すぐに決めたい」という炭谷の言葉が実現すれば、チームは2014年以来となるリーグ優勝に向けて再加速することになる。