7月26日の「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/7月22日~28日/クレーコート)。男子シングルス準々決勝が行われ、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がベスト4進出。一方、ドミニ…

7月26日の「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/7月22日~28日/クレーコート)。男子シングルス準々決勝が行われ、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がベスト4進出。一方、ドミニク・ティーム(オーストリア)、ファビオ・フォニーニ(イタリア)は敗れ、上位シード勢で明暗が分かれた。

第2シードの世界5位ズベレフは、世界58位フィリップ・クライノビッチ(セルビア)と対戦。ズベレフが2-6、7-5、6-2で勝利し、同大会5年ぶりのベスト4進出を決めた。

第1セットを落としたズベレフ。第2セットではゲームカウント3-5で相手のサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるが、ここでブレークに成功。そしてその後、見事逆転勝利を収めた。ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによるとズベレフは試合後「観衆が僕を助けてくれた。観衆が僕にエネルギーを与えてくれた」と地元の観客について語った。

第1シードの世界4位ティームは、世界78位アンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦。ティームは6(3)-7、6(5)-7で敗れ、準々決勝敗退となった。

ティームは第1セット、5-3とリードしサービング・フォー・ザ・セットを迎える場面も。しかしブレークを喫し、その後タイブレークの末セットを落とした。そして第2セットもタイブレークで競り負け、自身初の同大会ベスト4進出はならなかった。

第3シードの世界10位フォニーニは、世界59位パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)に6-3、2-6、6(4)-7と逆転負けで準々決勝敗退となった。

なお、もう一つの準々決勝では第4シードで前年優勝者のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)が勝利し、ベスト4入りしている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ハンブルク」でのズベレフ

(Photo by Alexander Scheuber/Getty Images for Hamburg Open)