今月22日、キリオスはエキシビション・バスケットボールの名門チームである…
今月22日、キリオスはエキシビション・バスケットボールの名門チームであるハーレム・グローブトロッターズのトーチ・ジョージと共に、ボールキッズやファンを交えながらバスケで汗を流した。
エキシビション・バスケットボールは、華麗なドリブルさばきやアクロバティックな技を多く取り入れた"魅せるバスケ"であり、ハーレム・グローブトロッターズはその頂点に立つチーム。トーチ・ジョージはシャープなドリブルさばきが持ち味で、アンダー・ザ・レッグ・タンブルの1分間での最多回数(女性)(Most basketball under the leg tumbles in one minute (female) )34回というギネス記録も持つ選手。
キリオスは故郷であるオーストラリアのキャンベラで、幼いころから同チームの試合を見ており、この機会は待望といっても過言ではない好機だったようだ。
「本当に楽しかったよ。バスケットボールは、僕の人生には欠かせないもので、常にチェックしている。だから今回このようにして、WNBAでプレイをしたこともある素晴らしい選手、トーチ・ジョージに来てもらえて最高さ。彼女にはいくつか新しい技を教わったんだ。すごく楽しかったよ!」とキリオスは興奮気味に語った。
プレイ前にトーチ・ジョージにハーレム・グローブトロッターズと、チームがしばしば対戦するワシントン・ジェネラルズのジャージをプレゼントされたキリオスは「ジェネラルズだって?僕はあなたのチームがいいよ!」とおどけてみせた。
キリオスとトーチが、通常のシュートから背面シュート、股抜きシュートなどのトリック・シュート合戦を始めると、すぐに人だかりができた。2人が行ったのは、HORSEと呼ばれるバスケットボールではポピュラーなシュート合戦ゲームで、先にシュートをした人と同じ場所から、同じ投げ方でシュートをしなければならないというルールの遊びだ。
トーチの目を見張るようなトリック・シュートに対して「どうやってやるんだよ!?」と困惑しながらも楽しそうにプレイしたキリオス。ひととおりゲームを楽しんだ後は、ボールキッズやファンともプレイし、集まった群衆にはサインのサービスも行った。
「すごくエキサイティングで楽しかったわ。キリオス選手はとてもクールで気さくな人だった。世界でも超有名なスター選手なのに、全く気取らないなんてすごく素敵!彼のバスケへの愛はすごく強くて、とても情熱的なの。もちろんすぐに打ち解けて、とっても自然に振る舞うことができたわ。HORSEも楽しくプレイできたし、ファンの皆にも会うことができて、素敵な一日だった。」と、トーチ・ジョージも、テニススターとのひと時を大いに楽しんだ様子だ。
今大会のATP250 アトランタでは、キリオスはシングルスでの出場はなく、アメリカ人選手トミー・ポールと組んでダブルスに出場。「君のために面白い試合をするよ。そして勝てるといいな。」と試合前のキリオス。新しくできた友達の前で奮起したものの結果は初戦敗退。昨年ジャック・ソックと組んで出場したATP250 リヨンでは、見事優勝しているだけに期待されたが残念な結果となった。
ちなみに、キリオスのバスケットボールへの愛は周知の事実で、実際以前インタビューで「14歳の時に両親にバスケットボールをやめるよう言われたんだ。テニスに集中するために愛するバスケを辞めなくてはならなかったことは、今までで一番つらかったよ。今思い出しても心が痛いくらいさ。」と語ったことも。
何かとお騒がせな悪童キリオスだが、こうしてテニスのトップ選手となり、大好きなバスケットボールと関われたことが心の糧になって、さらに面白いスーパープレーにも磨きがかかることを期待したい。
Photo by Brendon Thorne/Getty Images
翻訳ニュース/ATPTour.com