7月20日に国際テニス殿堂の式典が行われ、アジア出身選手としては初の殿堂入りを果たしたリー・ナ(中国)。この快挙に錦織圭(日本/日清食品)は自身のTwitterで、「本当におめでとうございます…

7月20日に国際テニス殿堂の式典が行われ、アジア出身選手としては初の殿堂入りを果たしたリー・ナ(中国)。この快挙に錦織圭(日本/日清食品)は自身のTwitterで、「本当におめでとうございます!」と祝福した。

リー・ナは現在37歳で、2014年に引退するまでにシングルスではキャリア通算9個のタイトルを獲得。通算戦績は503勝188敗となっている。武器は強力なフォアと、安定感の高いバック、隙のないサービスと総合力に秀で、鍛え上げた下半身の強さで重いボールを打ち続けられるのが特徴だった。

また2011年「全仏オープン」では、アジア勢として初のグランドスラム優勝。その後の2014年には「全豪オープン」でも優勝を飾り、その年に自己最高順位であるシングルス世界2位を記録した。しかし、その後は膝の故障に悩まされ惜しまれつつも引退した。

錦織はアジアテニス界のレジェンドの快挙に「本当におめでとうございます、リー・ナ! 彼女はアジアのテニスにとても影響を与えた人であり、次世代の選手のロールモデルです」と祝福している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織圭

(Photo by Rob Newell - CameraSport via Getty Images)