シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた「レース・トゥ・ロンドン」。ATP(男子プロテニス協会)が7月15日付けのレースランキングを公表した。錦織…

シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた「レース・トゥ・ロンドン」。ATP(男子プロテニス協会)が7月15日付けのレースランキングを公表した。錦織圭(日本/日清食品)は2,070ポイントで、「ウィンブルドン」前から順位を1つ上げ現在6位となった。

現在、1位はノバク・ジョコビッチ(セルビア)で6,725ポイント。「ウィンブルドン」で2年連続5度目の優勝を果たし、レースランキングでもラファエル・ナダル(スペイン)を抜いた。2位のナダルは「ウィンブルドン」ベスト4入りで、6,225ポイントだ。

そして、ナダルは「ウィンブルドン」準決勝に進出した時点で一番乗り、ジョコビッチは優勝後に二番目として「Nitto ATPファイナルズ」出場権を獲得した。

最終戦大会公式サイトによると、ジョコビッチは「いつだって出場権の獲得は大きな目標の一つだし、シーズンの早い段階で達成できることはとてもうれしい」「O2アリーナで世界最高の選手たちと戦うために、11月にロンドンに戻って来られることを楽しみにしている」とコメントしている。

このほかトップ8位圏内では、「ウィンブルドン」で自身初のグランドスラムベスト4入りを果たしたロベルト・バウティスタ アグート (スペイン)が、一気に順位を5つ上げて7位につけた。

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【7月15日付レース・トゥ・ロンドンランキング】

順位 名前(国籍) ポイント

1.ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 6,725 [出場権獲得]

2.ラファエル・ナダル(スペイン) 6,225 [出場権獲得]

3.ロジャー・フェデラー(スイス) 5,060

4.ドミニク・ティーム(オーストリア) 3,315

5.ステファノス・チチパス(ギリシャ) 2,995

6.錦織圭(日本/日清食品) 2,070

7.ロベルト・バウティスタ アグート (スペイン) 1,980

8.ダニール・メドベージェフ(ロシア) 1,855

9.ファビオ・フォニーニ(イタリア) 1,640

10.アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 1,590

11.フェリックス・オジェ アリアシム (カナダ) 1,481

12.マッテオ・ベレッティーニ(イタリア) 1,410

13.ギド・ペラ(アルゼンチン) 1,375

14.ガエル・モンフィス(フランス) 1,350

15.ダビド・ゴファン(ベルギー) 1,290

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での錦織

(Photo by TPN/Getty Images)