リオデジャネイロオリンピックに出場している男子7人制ラグビー(セブンズ)日本代表が、準々決勝進出を決めた。現地時間10日、デオドロスタジアムでおこなわれたプールCの最終戦で、ケニアに31-7で勝利。同組のもう1試合は、2勝0敗だったイギリ…

 リオデジャネイロオリンピックに出場している男子7人制ラグビー(セブンズ)日本代表が、準々決勝進出を決めた。現地時間10日、デオドロスタジアムでおこなわれたプールCの最終戦で、ケニアに31-7で勝利。同組のもう1試合は、2勝0敗だったイギリスが1勝1敗のニュージーランドを21-19で下したため、2勝1敗とした日本は2位通過でのベスト8入りが確定した。

 ワールドカップ・セブンズで2回(2009、2013年)ベスト4入りし、今年4月のシンガポールセブンズを制してワールドシリーズ初優勝を遂げていた強豪のケニアを、日本は圧倒した。

 キックオフボールを確保して主導権を握ると、徐々に攻め上がり、1分、羽野一志がパワフルに突進して先制。
 3分過ぎにケニアの英雄、コリンズ・インジェラにトライを奪われ同点とされたが、前半終了前に日本のレメキ ロマノ ラヴァがすり抜けてゴールに持ち込み、14-7として折り返した。

 日本は後半早々、敵陣深くでアグレッシブなディフェンスをしてボールを奪い返し、直後、スクラムからのアタックで合谷和弘がトライを決め、リードを広げた。

 勢いが止まらない日本は後半3分30秒頃、ラインアウトからモールで一気に押し込み、ペナルティトライを獲得。
 6分にはゴール前のパワープレーでレメキがインゴールにねじ込み、大きな2勝目を獲得した。

 プールステージの試合がすべて終了後、準々決勝の対戦カードが決まり、4強入りをかけた戦いは、同日におこなわれる。