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デイビスとロンドからの勧誘で移籍を決断

レイカーズと1年契約を結んだデマーカス・カズンズは、ペリカンズで一緒にプレーし、同じケンタッキー大出身のアンソニー・デイビス、そしてラジョン・ロンドの勧誘で移籍を決めた。

レイカーズのチームメディアである『Spectrum SportsNet』のインタビューに応じたカズンズは「AD(デイビス)とロンド、それからレブロンの誘いがあって決めたようなもの。ADとロンドとはたくさん話した。だから、彼らに連れて去られたようなものさ」と笑顔を見せる。

「それは冗談だけど、2人は仲の良い友人だし、以前も一緒に楽しくプレーできた。だから、またチャンスがあったら一緒にやりたいと話していたんだ。それで今回のようなチャンスが現れた」と、ペリカンズ時代のトリオ再結成に至った経緯を明かした。

カズンズがケガから完全復活すれば、デイビスとの『ツインタワー』にレブロンが絡む強力トリオが完成する。他にもロンド、カイル・クーズマ、ダニー・グリーン、エイブリー・ブラッドリー、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ジャベール・マギー、クイン・クック、ジャレッド・ダドリーという陣容が集まり、強力なロスターが完成しつつある。

カズンズも「素晴らしいロスターだね」と、チームに大きな可能性を見いだす。「素晴らしい才能の持ち主が集まっていて、顔ぶれを見れば優勝を狙えると思うよね。一丸となって、噛み合って、同じ方向を向いてケミストリーを構築できるかどうか。そうやって試合に勝てるかどうかは自分たち次第だ。戦力を見る限り、強そうなチームだね」

気になるのは、昨シーズンのプレーオフ中に痛めた左足の大腿四頭筋の状態だ。それについてカズンズは「100%の状態」と話す。

「毎日一生懸命トレーニングして、100%の状態に回復した。今は下半身を強化しているところで、日々力強くなっているし、身体のシェイプも良くなってきている。トレーニングキャンプを最高の状態で迎えて、来シーズンは82試合に出場したい。シーズンを通して良いコンディションを維持して、プレーオフに進出したいんだ」

インタビューに答える様子を見る限り、カズンズは少し身体を絞ったようにも見えた。コートをアップダウンする現代のスタイルに対応するため、またアキレス腱への負担を軽減させるため、新シーズンに向けて順調に調整を続けているようだ。

トレーニングキャンプが始まる秋について聞かれると、彼は再び笑顔で答えた。「すごく楽しみ。待ちきれないよ」