「ウィンブルドン」（イギリス・ロンドン／7月1日～男子14日・女子13日／芝コート）大会6日目、男子シングルス3回戦で第8シードの錦織圭（日本／日清食品）が世界71位のスティーブ・ジョンソン（アメリカ）と対戦する。そのジョンソンは錦織戦に向…

「ウィンブルドン」（イギリス・ロンドン／7月1日～男子14日・女子13日／芝コート）大会6日目、男子シングルス3回戦で第8シードの錦織圭（日本／日清食品）が世界71位のスティーブ・ジョンソン（アメリカ）と対戦する。そのジョンソンは錦織戦に向けて「攻撃的で予想のつかないプレーをしたい」と語っている。

ジョンソンはインタビューで錦織について「ツアーでも一番のナイスガイでよく一緒に練習するんだ。リターンやフォアやバックも全て良いね。とても速いし芝に向いているよ」と評している。

今回の対戦に向けては「3回戦の準備も整っているだろうね。お互い最高のテニスが出来ると思うよ。僕の武器はサーブとフォアだけど、攻撃的で予想のつかないプレーをしたいね」と持ち味を活かすだけでなく変化を付けた攻撃をしたいと語った。

一方の錦織は2回戦後の記者会見で「バックスライスが主体の選手なので、どうしても芝だと低いボールを打たされるのが楽ではないですし、フォアも一発があったりするので、ちょっといやな相手かなとは思います」「芝だとさらに強さはあるのかなと思います」とジョンソンを警戒。

「一方的な、バックに集めすぎたり、単純な作戦ではなかなか勝てないと思うので、いろんなショットを混ぜてプレーしたいと思います」と語っている。

錦織とジョンソンは過去4回対戦しており、錦織が全て勝利。最後に対戦したのは2016年「ATP1000 インディアンウェルズ」だ。ただジョンソンは芝コート大会のタイトルを2個持っており、あなどれない。

その錦織の3回戦は日本時間6日19時開始予定。

大会前には「芝が嫌いなイメージはまったくなくなりました」と語り、実際に1・2回戦で省エネ快勝を飾ってきた錦織。セカンドウィークを見据えて、3回戦もできるだけ短時間で勝利を収めることを期待したい。

（テニスデイリー編集部）

※写真は「ウィンブルドン」でのジョンソン

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)