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「ウォリアーズで背番号35を身に着ける選手は現れません」

ウォリアーズ退団が決まったケビン・デュラント。2016年のオフにサンダーからウォリアーズに移籍後、3年連続のNBAファイナル進出、2連覇に貢献したデュラントへの感謝の気持ちを、ウォリアーズ共同オーナーのジョー・レイコブが、声明という形で発表した。

「3年前、我々は時代に変革をもたらし、史上最高の選手の一人であるケビン・デュラントの加入に心を踊らせました。彼はチームに在籍中、ファン、球団に優勝2回、NBAファイナル受賞2回、3年連続のNBAファイナル進出など、数々の功績をもたらしてくれました。これだけの功績に並ぶものはありません」

「そして彼は、一流の選手としてコート内外で品格ある行動を取り、我々のコミュニティのために力を尽くしてくれました。地域に対する活動は素晴らしく、昨シーズンは慈善活動を称えられ、NBAのコミュニティアシスト賞を受賞しました」

「本日、彼はその素晴らしいキャリアにおいて、新たな章を迎えました。我々は、KDの功績に感謝しています。彼は、NBA史上に残る躍進期にあったチームの中心選手の一人として活躍してくれました。今後もバスケットボール殿堂入りに向かうキャリアを送る彼の成功を心から願っています。私がこのチームの共同オーナーである間は、ウォリアーズで背番号35を身に着ける選手は現れません」

フリーエージェントという選手の権利を行使して決断したデュラントにとっても、この3年間は初優勝、2連覇を達成するなど、キャリアハイライトになった。ウォリアーズは、新たな挑戦を決めたデュラントを、快く送り出そうとしている。