夢の球宴に、この男は外せない。埼玉西武の山川穂高が、全選手中トップの53万1187票を集め、堂々のファン投票1位で2年連続2度目のオールスターに臨む。

 体重100キロを超える巨体から繰り出す豪快なスイングで、大卒5年目の昨季、47本塁打(リーグトップ&、124打点(リーグ2位)を記録し、シーズンMVPに輝いた和製大砲。その破壊力は今季も健在で、本塁打ペースはそれ以上。

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 新たな“どすこいパフォーマンス”とともに3・4月に計11本塁打を放つと、5月もハイペースでアーチを量産して計11本塁打。交流戦終了までの70試合で26本塁打を放った。

 狙うは球宴初アーチだ。初出場となった昨年のオールスターは、第1戦で4打数1安打1打点、第2戦では2打数1安打1四球と、タイムリー1本を放ったが、大砲として期待された本塁打を放つことはできなかった。

 さらにホームランダービーでも1回戦で広島東洋の鈴木誠也の前に1本差(6対7)で敗退。それだけにリベンジの意識も強い。ファン投票を終え、「たくさんのファンの皆さまに投票していただき本当に感謝しています。投票してくださった皆さまは、僕のホームランを期待していると思いますので絶対に打って、一緒に“どすこい”したいです。

 そして最優秀選手賞をとりたいです」とコメントを発表した山川。選手間投票でも選出され、「オールスターを楽しみながら、全打席ホームランを狙います」と力強く宣言した。

 もはや日本球界を代表する打者であり、そして日本球界最高の和製大砲であると、多くのファンが認めている。だが、その評価をさらに高め、老若男女すべてのファンから不動のものにするためには、オールスターでの豪快な一発が欠かせない。