30日にロンドンで行われるレッドソックス戦に先発する田中 29日(日本時間30日、試合開始2時10分)にロンドンで行われ…
30日にロンドンで行われるレッドソックス戦に先発する田中
29日(日本時間30日、試合開始2時10分)にロンドンで行われるレッドソックス戦に先発することが決まったヤンキースの田中将大投手。MLB史上初となる欧州での公式戦で初登板という栄誉を迎える日本人右腕は今季5勝5敗ながら防御率3.21。宝刀スプリットの精度に苦しみながらも結果を出し続けているが、同僚は「もの凄く負けず嫌いな選手」と評し、不屈の闘志を称賛している。
メジャーの歴史で、大英帝国初の公式戦でマウンドに上がることになった田中。「ヤンキース・マガジン ブルドッグのメンタリティ」というタイトルで右腕を特集したのはMLB公式サイトだった。
今季は宝刀スプリットが本来のキレを見せず。粘りの投球が続いているが、チームメートは日本人エースに絶大な信頼を寄せている。
チームリーダーのブレット・ガードナー外野手は「もの凄く負けず嫌いな選手。これでもかというほど、本気で仕事に取り組んでいる」と鋼のメンタルと圧倒的なプロ意識を高く評価している。
一方、オースティン・ロマイン捕手もガードナーに同調している。
「彼は今まででみた中で、最高の労働規範の持ち主の1人なんだ。彼が行う準備は素晴らしい。どうやって打者に対して攻めていくべきか、はっきり理解しているんだ。彼は他の誰よりも映像を確認する。良い投球をすることにあそこまで集中している選手を、僕は見たことがない」と絶賛。名手揃いのピンストライプの名門でも、田中の準備周到さは際立っているという。
米国でのコミュニケーション能力も評価「チームメートと気軽に交流できる」
そして、日本人右腕は完璧主義者であると同時に、不屈の闘志の持ち主でもあるという。
「彼は何事に対しても、とても緻密に物事を行う。一定のレベルまでの完璧さを追求している。もしうまくいかなければ、ちょっとイライラするんだ。自分自身に多大な期待をかけている。色々と叫んだり、(自分を)鼓舞しているけれど、(そういうのを見てると)楽しいね」
ロマインはこう語り、マウンド上で闘志を滾らす姿を称賛している。
ヤンキースで6シーズン目を迎えた田中は通訳を付けているが、記事では「チームメートと気軽に交流できるには十分の英語力を身につけた」とコミュニケーション能力も紹介している。
「徐々に居心地の良さを手にしているかもしれないけれど、それは自然なこと。今ではみんなとのコミュニケーションも楽になった。ここに来ることは、とても大きな環境の変化だったと思う。適応するまでには、かなりの時間を要するものだから」とガードナーは証言。女房役のロマインは田中の素顔について、こう語っている。
「話をするようになれば、彼はフィールドを離れると実際にかなり面白いヤツなんだよ。言葉の壁は時に大変だけど、彼は(語学も)向上している。徐々に(心の中で)思っていることも表すようになってきている。他のチーム同様に、みんなお互いにちょっかいを出し合ったりするんだ。けど、彼も反撃してくるよ。とても冷静で(感情の)起伏がないけれど、時にものすごく笑えるんだ」
いじられ役に止まらない田中。お茶目な性格もチームメートから愛されているようだ。(Full-Count編集部)