<写真・決勝進出を決めた花村>   6月27日、福岡市博多の森陸上競技場にて第103回日本陸上競技選手権大会1日目が行われた。   関学からは800メートル予選に花村(法4)と一ノ宮(商2)が出場。同組で争いあった。序盤はスローペースで進む…


<写真・決勝進出を決めた花村>

   6月27日、福岡市博多の森陸上競技場にて第103回日本陸上競技選手権大会1日目が行われた。

   関学からは800メートル予選に花村(法4)と一ノ宮(商2)が出場。同組で争いあった。序盤はスローペースで進むも、2周目からペースアップ。花村が先頭集団に食らいつき、1分48秒49のシーズンベストで4位に入ると、タイムを拾われ決勝進出を決めた。一ノ宮はハイレベルな組で決勝には残れずも、1分51秒11のシーズンベストを花村とともに記録した。

   あす、同会場にて大会2日目が行われる。

試合後のコメント

決勝進出を決めた花村拓人「表彰台しか狙っていなかったが、その第1段階を突破できて良かった。いい走りとは言えないが、前に食らいついていたことで、いいタイムで走れた。今回は早いペースではなかったが、その分落ちることもなく、ラスト勝負にもならず自分の走りができたと思う。今年は調子が悪く、48秒台で1度も走れなかったが、きょう48秒中盤で走れたことは良かった。あすは5位、6位ではなく、この2年達成できなかった表彰台に登る」

一ノ宮健郎「レース序盤は調子がよく、スタートも決まった。だが、2レーンにいたことで、外側から攻められ、ペースが上がったときに前に出ることができなかった。個人戦ではレースに挑む前の覚悟が足りず、なんとなくで走ってしまったが、それに比べたら意識して走れたと思う。全カレに向けて、ペースアップしたときに対応できる練習を積んでいきたい。乳酸が溜まってからの練習をしていきたい。1分48秒前半を出せないと全カレはきつい。今年の目標である入賞を目指して調子を上げていきたい」

tags:陸上競技