接戦をモノにした。負ければ2部リーグ降格が決まる大一番で成蹊大との対戦。前半は優位に進めるが後半に入り1点差まで詰められる。しかし、関屋雄太郎(文3=明大中野)らの活躍もあり13-12で勝利。1部リーグ残留を決めた。

◆5・18~6・23 関東学生1部リーグ戦

▼6・23 1部2部入替戦 対成蹊大戦(日体大健志台プール)

 〇明大13{5―3、4―3、1―2、3―4}12成蹊大

※この結果、1部残留。

 負けの許されない一戦でも全員で泳ぎ切り勝ち切った。試合開始直後から果敢に攻め、熊谷泰人(営1=明大中野)のシュートで先制すると流れは明大に。退水で人数が減る中、落ち着いたプレーで失点を避け、第2ピリオド終了で9―6とリードをつくった。しかし、後半は一転。第3ピリオドで相手に先制点を決められると、悪い流れにハマってしまう。第4ピリオドでは退水でディフェンスにスキが生まれると1点差まで追い上げられ窮地に立たされる。しかし「2部リーグ校には負けられないという思いがあった」(関屋)。第4ピリオド終盤に得意のプレスから形をつくりカウンターに。最後はゴール前でパスを受けた関屋がこの試合3本目となるゴールを決め渾身のガッツポーズを見せた。直後にペナルティースローで失点するも、関屋のシュートが決勝点となり13-12。リーグ戦期間で並み居る強豪校との激戦を戦い抜いた明大が最後の大舞台で1部リーグ校の意地を見せ勝ち切った。

 リーグ戦の結果は満足できるものとは言えない。当初ベスト4入りを目標としていた明大だったが最終的にリーグ戦の順位は8位。昨年度と同様入替戦までもつれ込む結果となってしまった。その一方で多くの成果が表れた。ルーキー・熊谷泰はこの試合5得点。リーグ戦期間を通してフローターとして活躍を見せ、チームの主力となった。「(高校時代よりも)ゴールを狙う意識が強くなった」(熊谷泰)。今大会の結果を踏まえても「1部リーグに残留できたことは前向きに捉えたい」(熊谷泰)と強気の姿勢を崩さない。キャプテンの神佑樹主将(農4=明大中野)は今大会期間で成長できた試合として順位決定戦・日大戦を挙げた。「相手の策にうまく対応できた」(神)。最終的に敗れはしたものの、強豪相手にペナルティースロー戦まで持ち込み肉薄した試合を演じた。日大戦に代表されるような僅差の試合を勝ち切ることが明大の1番の目標だ。

 9月にはインカレも控えている。「練習を積み重ねて上位を目指したい」(神)。勝負強さに磨きをかけて来たる大舞台へ。チームの更なる飛躍に期待がかかる。

[村川拓次]

試合後のコメント

明石将裕監督

――リーグ戦を振り返っていかがですか。

 「昨年よりは成長した部分はあったと思います。でも、勝ち切れなかったので勝つことが難しいと思ったリーグ戦でした。かろうじて残留はしましたけれど、しっかり引き締めて、リーグ戦の戦い方を再度調整して来年はやっていきたいなと思います」

塚本康弘コーチ

――リーグ戦を通してチームが成長できたポイントはありますか。

 「当初は失点をした際に黙ってしまい、そのまま失点を重ねて負けてしまうことが多かった。しかし、今日の入れ替え戦に関しては失点をしても選手同士での声の掛け合いが見られ、悪い流れを断ち切ることができたと思います。そのような場面が見られたのは大きな成長だと思います」

神主将

――本日の試合の振り返りをお願いします。  

 「勝てたことは素直にうれしいです。でも、格下のチーム相手に苦戦する形にはなったので、今後の反省には繋がると思いました。リードしている展開が続いている中で逆転されそうになってしまう形をこの学生リーグの期間でやられてきました。今回は自分たちで声を出して修正することをやってきたのでよかったと思います」

関屋

――3得点を挙げる好調でした。

 「これまで自分はあまり決められていませんでした。この試合は3点を決めることができて、昨日僕のところの練習をしていてその練習の成果を出すことができました。初めてチームに貢献できたなと思います」

熊谷泰

――リーグ戦を通して成長した点は何ですか。

 「高校でプレーしていた時は自分以外にも攻める選手がいました。だから仲間任せになることもあったのですが、明大に入ってからは今までよりもゴールを狙う意識が大きくなり、それが得点力になっているのだと思います」

太田竜浩(商1=明大中野)

――リーグ戦を振り返っていかがでしたか。

 「1年生ということもあって、緊張することも多かったんですけど、先輩方の支えがすごくあって、精いっぱいやらせていただけたのがうれしかったです。緊張の解き方みたいなのを先輩たちに教わりながら、少し落ち着いてプレーができました」