<写真・試合後、撮影に応じる選手たち> 6月23日、兵庫県新西宮ヨットハーバーにて関西学生ヨット個人選手権大会が行われた。 上位6組が9月に行われる全日本学生ヨット個人選手権大会への出場権を獲得する今大会。関学からは470級が5艇、スナイプ…


<写真・試合後、撮影に応じる選手たち>

 6月23日、兵庫県新西宮ヨットハーバーにて関西学生ヨット個人選手権大会が行われた。

 上位6組が9月に行われる全日本学生ヨット個人選手権大会への出場権を獲得する今大会。関学からは470級が5艇、スナイプ級が6艇が出場した。2日目のきょうは、天候に恵まれ朝からレースが行れた。だが、難しい風に振り回される展開に。3レース目ではN旗が上がり、きょうは2レースの消化となった。全5レースで470級が3組、スナイプ級の2組が6位以内に入り、全日本個人の出場を決めた。

 次戦は6月28、29日に新西宮ヨットハーバーにて関西女子選手権が行われる。

今大会の結果

・470級

1位 甲南大

2位 池淵(社3)・大野(社4) 

3位 甲南大

4位 石川(国4)・室谷 (商3)

5位 近大 

6位 上野(社4)・木下 (商4)

14位 森重(文2)・伊東 (経3)

16位 藤尾(人1)・見出(社2)

・スナイプ級

1位 甲南大 

2位 石川(国4)・竹澤  (経2)

3位 中島(経4)・畑山 (経4)

4位 関大 

5位 神大 

6位 神大

7位 安部(法3)・森本優(経2)

9位 藤原(人2)・森本雄(商3)

10位 石田(社1)・山口(理4)

20位 伊藤(文3)・尾井(経4)

試合後のコメント

畑山総一朗主将「スナイプ級では、1日目に7位と8位通過だった艇を入賞させようときょうの2日目に臨んだが、助けてあげられなかった。全国では、盛り上げ助けてくれた後輩に、上級生として恩返しできるよう、思い切り走って帰りたいと思う。今年は、今までにない新しいことに取り組んでいる。それがチームに浸透し、組織として良くなってきている部分が大きい。だが一方で、今まで勝つためにやってきたことや元々できていた点が悪くなっている。色々な人の意見を知って、いいチームはできているが、強いチームとはまだ言えない状態。クラスリーダーを中心に、勝つための技術に特化した練習を考え、行動していきたい」

上野航470クラスリーダー「下級生が頑張ってくれた。3艇が予選を通過することを目標としていたので、達成することができてチームとしては良かったと思う。課題としては風の読みとコース取りの部分。いかに定められたコースの中で短い距離を走るかが鍵になる。全日本個人ではしっかり勝ちにいき、3艇で10番以内に入ることを目指したい」

中島悠介スナイプリーダー「きょうは奮わず、目標の5艇を予選通過させることができず悔しい。 きのうからスタートの部分に重点を置いた。また、点数が出ている分『あの艇には勝とう』という意識を持つことができた。だが、難しい風に翻弄(ほんろう)されてしまい、わずか1点差で全日本出場を逃した選手もいる。少ない艇ではあるが、予選を通過できなかった選手の分も頑張りたい」