6月21日、芝コート各大会の準々決勝が行われる。■「ATP500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月17~23日/芝コート)大会5日目の男子シングルス準々決勝。第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、第7シードのロベルト・バウティスタ アグー…

6月21日、芝コート各大会の準々決勝が行われる。

■「ATP500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月17~23日/芝コート)

大会5日目の男子シングルス準々決勝。第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、第7シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)とのシード対決に臨む。

両者の過去対戦成績は、フェデラーが8勝0敗と圧倒している。芝コートでは2015年「ウィンブルドン」で一度だけ対戦しており、その時はフェデラーがストレート快勝した。同大会10度目の優勝を目指すフェデラーがまたも勝利するか、それともバウティスタ アグートが初勝利を挙げられるか注目される。

また前年優勝者で今大会第4シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)は、過去2勝0敗の相手で世界43位のピエール ユーグ・エルベール(フランス)と対戦する。

■「ATP500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月17~23日/芝コート)

男子シングルス準々決勝、20歳と18歳の若手注目株同士が再び激突。第1シードで世界6位のステファノス・チチパス(ギリシャ)が第8シードで世界21位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)とツアーでは2度目の対戦を迎える。

前回の対戦、3月の「ATP1000 インディアンウェルズ」ではオジェ アリアシムがストレート圧勝した。さらにジュニア時代には3回対戦していて、すべてオジェ アリアシムが勝利している。トップ10選手に成長したチチパスが苦手相手から初勝利を挙げるか、それともオジェ アリアシムがツアー初優勝を目指して勝ち上がるか。

男子ダブルス準々決勝では、アンディ・マレー(イギリス)/フェリシアーノ・ロペス(スペイン)が2日連続の試合に臨む。相手はまだ決まっておらず、ダニエル・エバンズ(イギリス)/Ken Skupski(イギリス)対オジェ アリアシム/アレックス・デミノー(オーストラリア)の勝者と対戦することとなる。

1回戦で第1シードペアを撃破し、マレーとしてはツアー復帰戦で素晴らしい白星を挙げた。2戦目は地元ファンの前でどのようなプレーを見せるか。

■「バーミンガム・クラシック」(イギリス・バーミンガム/6月17~23日/芝コート)

女子シングルス準々決勝、ランキングで大坂なおみ(日本/日清食品)を追いかける世界2位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が世界55位のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦する。両者の過去対戦成績は、バーティの1勝0敗。

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【6月21日の注目ドロー】

◆「ATP500 ハレ」

男子シングルス準々決勝

[1]ロジャー・フェデラー(スイス)対 [7]ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)

[4]ボルナ・チョリッチ(クロアチア)対 ピエール ユーグ・エルベール(フランス)

◆「ATP500 ロンドン」

男子シングルス準々決勝

[1]ステファノス・チチパス(ギリシャ)対 [8]フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)

男子ダブルス準々決勝

[PR]フェリシアーノ・ロペス(スペイン)/アンディ・マレー(イギリス)対 [WC]ダニエル・エバンズ(イギリス)/Ken Skupski(イギリス)or フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)/アレックス・デミノー(オーストラリア)

◆「バーミンガム・クラシック」

女子シングルス準々決勝

[WC]ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)対 [2]アシュリー・バーティ(オーストラリア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ハレ」でのフェデラー

(Photo by Friso Gentsch/picture alliance via Getty Images)