ラリーイタリア・サルディニア、デイ3終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。金曜日を総合7位で終え、この日は走行順7番手でスタートしたティエリー・ヌービル。ここからの追い上げを目指していたが、マシンに好感触を得られない現状には不満も表した。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC
■オィット・タナック/総合首位(↑)





「とても力強く戦えたが、本当に過酷だった。首位に上がってこれだけの差を築くために必死だった。午前はタイヤチョイスが当たり、これでアドバンテージが握れたと思う。マシンの動きもよくプッシュできる自信があった。午後はコンディションがラフで、車内も暑かった。タイヤをマネジメントしながらプッシュすることがキツかったし、パンクもしやすい状況だった。でもいいリズムで、とてもクリーンな走りができた。絶好の位置につけているが、まだトリッキーな4ステージを走り切る大仕事が待っている」

■クリス・ミーク/総合8位(↓)
「午前はまずまずのリズムだったが、場所によっては躊躇してしまうところがあった。ここのステージを最後に走ったのは4年前だったからね。それでも、上にいる2人には砂利掃きでのアドバンテージがある中で、その差を維持することができた。午後はリズムがよくなり、最初の2本はすごくよかった。その後、高速セクションで道の真ん中にある何かに当たった衝撃でリムにダメージを負った。このラリーは一年の中でも一番苦手なラリーだったので、明日、4位争いができればうれしいと思っていたのに、本当に残念だ。ここからは、とにかくポイントを獲得しなくてはならない」

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合22位(↑)





「今日の目標はドライビングを楽しむ事だったが、先頭走行は決して楽な仕事ではない。午前はとてもよかったし、この走行順でのタイムにはとてもハッピーだった。午後はセットアップを少し固めにしてみたが、自分のドライビングスタイルには合わなかった。グリップを感じられず、タイムもあまりよくなかった。でも、自信がない時には落ち着きを保ってミスをしないようにしなくてはならない。明日は午前中のセッティングに戻してファインチューニングを行い、パワーステージではポイントを獲りたいね」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC
■ダニ・ソルド/総合2位(↓)
「今日も内容はよかったが、タナックのペースについていけなかった。昨日のパフォーマンスを見れば彼が速いことは予想していたが、その通りだった。それでも、余裕を持って2番手を守る事ができたので、自分自身のパフォーマンスには満足している。パンクを避けるために抑えなくてはならないところもあったが、3番手との差は十分に守る事ができる。明日はできる限りプッシュして、今シーズン最初のポディウムを獲得したい」





■アンドレアス・ミケルセン/総合5位(↓)
「4位争いができてよかった。プッシュを続けなくてはならないモチベーションがキープできた。今日は、ベストのタイムを出す事が常に可能な状態ではなかった。最初のループでは金曜日と同じく、ステージのコンディションが特にスリッパリーだったので自信をつかむことに苦戦した。このイベントでは、2ループ目はパンクしやすいので、正確なラインをトレースしなくてはならない。自分のタイヤはループの終盤にはなくなり、かなり慎重にいかなくてはならなかった。これでエルフィンとの差がついてしまったが、明日は全力で挽回する」





■ティエリー・ヌービル/総合6位(↑)
「期待とは真逆の一日になってしまった。昨日よりもいい走りを見せたかったが、苦戦した。午前のループはチャレンジングで、マシンに自信を感じる事ができなかった。タイヤチョイスもまた外れてしまい、とにかくセーブするしかなかった。ここ4戦か5戦はマシンにとても自信を感じていたが、今回はそれがない。プレイベントテストが十分でなかったことは明らかだ。今日はセッティングやディファレンシャルの調整に費やし、得るものもあったが、期待していた位置にはつけていない」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC
■テーム・スニネン/総合3位(↓)
「今日のパフォーマンスには心から喜んでいいと思う。一日を通してペースが安定していたし、全ステージでトップ3につけた。ダニとの差はまだ大きいが、やれるだけやってみる。できるなら追いつきたいが、3位で終わってもハッピーだ。ヤルモとのコンビも順調。今日は、車内で14時間一緒に過ごしたがそれでも笑顔だったよ!」





■エルフィン・エバンス/総合4位(↑)
「まずまずの一日だった。速さがなく残念なところもあったが、全体としてはかなりポジティブだし4番手に戻った。明日はアンドレアスと接戦になるので、最終ステージにダストでタイムをロスしたのがもったいなかった。場所によってダストが薄くなったり、濃くなれば完全にスローダウンしなくてはならなかった。明日もトリッキーな一日になると思うが、ベストを尽くして好リザルトを残したい」





[シトロエン・トタルWRT]
シトロエンC3 WRC
■エサペッカ・ラッピ/総合7位(↑)
「あまりいい走りができなかった1つのステージを除いては、走行順で後ろにいたヌービルのペースに何とか張り合えたので、かなりうれしいよ。マシンはドライブしやすかったが、この走行順ではこれが精いっぱいだった」





■セバスチャン・オジエ/総合52位(↑)
「午前のミスは残念だった。これで2ループ目にライバル達に挑む事ができなくなってしまったからね。全力を尽くしたが、1回目にフルスピードで走行できなかったので、午後も好タイムをマークするのは不可能だった。唯一、SS13は1回目のループで通常の状態で走り切れたので攻めることができて、タイムも問題なかった。パワーステージでポイントを狙うしかない状況なのは言うまでもない。ミッション・インポッシブルだろうと思われてもね。ステージはラフなので、全開で攻めないクルーもいるかもしれないが、自分たちは全力でハードプッシュしていく」