大トロ? ウニ? イカ? タコ? 今年も「タイガース株主劇場」が繰り広げられた。 阪急阪神ホールディングスの株主総会が1…
大トロ? ウニ? イカ? タコ? 今年も「タイガース株主劇場」が繰り広げられた。
阪急阪神ホールディングスの株主総会が13日に大阪市内で行われ、毎度の恒例行事となった「もの言う株主」から阪神タイガースに関する質問が飛んだ。東京から始発の新幹線に乗ってきたという男性は「1点だけに絞って言うので、よく聞いてください」と切り出し、ドラフト戦略について意見した。
タイガースのドラフトを回転寿司に例えると…
「タイガースが50年間で3回しか優勝できない最大の理由は、ドラフトが下手だということです。とくに2位、3位の上位指名が下手。ここを改善してほしい。前評判の高い選手を指名できたのに、こんな選手を上位で指名する必要があるのか、という不思議な指名が毎年繰り返されている。回転寿司にたとえると、大トロやウニの皿が目の前を流れているのに手を出さないで、タコやイカの皿からとっていっている」と笑いを誘った。
さらに続けて「秘密兵器のような選手を上位で指名して、秘密のまま終わっていったことがどれだけあるのか。他球団のスカウトは腹を抱えて笑っている。ドラフトで笑いをとる必要はありません。前評判の高い選手が必ずしも活躍するわけではないが、数十年の長いスパンで見たら、そういう選手を取り続けるかどうかで差は歴然と出る。その差の累積が優勝できない原因。上位指名は1軍で戦力になる選手を指名してください。なぜ、このようなドラフトを続けているのか。原因を究明して、解決していただきたい」と締め、会場から拍手が起こった。
この質問はネットでもすぐに取り上げられ「誰が大トロで、誰がイカなんや?」と選手の具体名が次々と挙がるなど、SNSでも格好の「ネタ」に。
珍問答は続き、別の株主からは「甲子園でイカ焼きを売ってほしい」「焼き鳥のタレが濃いのは、ビールを飲ませる作戦ですか」とユニークな質問。回答した阪神電鉄の百北常務取締役は、質問を復唱し「貴重なご意見だと考えました。球団に持ち帰り、話をしておきます」と会場を笑いに包んだ。
こうしたやりとりは一般の株主総会では珍しいが、タイガースへの提言はもはや名物と化している。今年は矢野新監督のもと、総会時点で貯金「5」を作り首位・広島から2ゲーム差の3位と健闘しており、過激な質問は少なかった。過去には個人名を出しての苦言やフロント、監督人事にまでかみつくことも。ここ数年の主な質問をまとめてみた。
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阪神・藤浪、ぶつけた方が「悲鳴」 矢野監督の「プラス思考による再生プラン」とは?(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/shintarofujinami-ball-control/)
過去数年の珍問答
◆わけわからん采配?
2014年
「問題は和田監督です。采配にわけがわかりませんのや。普通にやっていたら勝てるもんを、わけのわからんことをやって負けてくれる。どうか『難しいことせんでよろしいから普通にやるように』と監督に言っておいてください。(和田監督の)続投はないとは思います。普通に、このままいったらクビやと思いますが、やるなら本気でやれと言っておいてください」
◆岡田監督に?
2015年
「球団創立80周年ですが、全然だめですね。お客さんも入っていないと思います。来シーズンは岡田(彰布)さんを監督にしたらどうかと思うんですが、どうでしょうか」
◆コーチのせい?
2016年
「なぜバッティングコーチが片岡(篤史)なのか? あれが阪神で活躍したことがあるのか? みんな打てないようにしている」
◆巨人カラー拒絶?
2017年
(阪神電車の一部車両がオレンジ色)
「名前も言いたくない『あの球団』の色を変えることはできないでしょうか」
◆フロントのせい?
2018年
「フロントの方は、コーチが大事だということをわからないんですか。若手、若手といって連続で出場している者(鳥谷)を代打で使って。外国人も打てない、守れない。広島のコーチが移っていったヤクルトは交流戦で打撃成績トップ。良いコーチを採用できていない」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]