WRC第8戦イタリアはSS1までを終えて、シトロエンのセバスチャン・オジエがリード。2番手にはチームメイトのエサペッカ・ラッピ、3番手にはトヨタのオィット・タナックが入っている。 シェイクダウン、セレモニアルスタートに続き、この日はSS1…

WRC第8戦イタリアはSS1までを終えて、シトロエンのセバスチャン・オジエがリード。2番手にはチームメイトのエサペッカ・ラッピ、3番手にはトヨタのオィット・タナックが入っている。



シェイクダウン、セレモニアルスタートに続き、この日はSS1のみが実施された。舞台となるのはイッティリ・アレーナ・ショー(2.00km)。ひとつのコースを半周ずれて2台同時に走行するスーパーSSだ。ジャンプありウォータースプラッシュありのスペクテイターステージで1-2体制を築いたのは、シトロエンの2台だった。

3番手のタナックに続くのはチームメイトのクリス・ミーク。5番手にMスポーツ・フォードのテーム・スニネン、6番手にヒュンダイのティエリー・ヌービルというオーダーとなった。2kmのショートステージのため、首位のオジエから10番手のヤリ‐マティ・ラトバラ(トヨタ)まで4.0秒差と、タイム差はわずかなもの。金曜日のステージから本格的なバトルがスタートする。



なお、WRC2プロはシュコダ・ファビアR5エボのカッレ・ロバンペラ、WRC2はシュコダ・ファビアR5ニコライ・グライジンがそれぞれリード。勝田貴元(フォード・フィエスタR5)はWRC2の5番手から上位を狙うスタートとなった。

競技2日目はSS2〜SS9の8SS。4SSを2度ずつ走行する計124.20kmが戦いの舞台となる。砂の積もったグラベルロードは走行順もタイムに大きく影響することが予想される。注目のSS2は日本時間14日15時03分スタート。



WRCイタリア SS1後暫定結果
1. S.オジエ(シトロエンC3 WRC) 2:00.7
2. E.ラッピ(シトロエンC3 WRC) +0.1
3. O.タナック(トヨタ・ヤリスWRC) +0.3
4. K.ミーク(トヨタ・ヤリスWRC) +0.4
5. T.スニネン(フォード・フィエスタWRC) +1.6
6. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +1.8
7. E.エバンス(フォード・フィエスタWRC) +1.8
8. D.ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC) +2.0
9. A.ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC) +2.1
10. J-M.ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +4.0
14. J.ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC) +5.9
22. 勝田貴元(フォード・フィエスタR5) +7.2