今週開催されるWRCラリーイタリア(サルディニア)では、ティエリー・ヌービルが過去2勝をマークしているヒュンダイ。今季はヌービル、アンドレアス・ミケルセン、ダニ・ソルドの布陣で、マニュファクチャラーズ選手権でのリード拡大を狙う。

2016年と2018年にサルディニアを制しているヌービル。ドライバーズ選手権では3番手を維持しており、前戦ポルトガルで見せた速さを今回も披露していきたいところだ。
「サルディニアは、好きなイベントの1つ。自分のドライビングスタイルや、ペースノートの方式に完璧にマッチしているからね」とヌービルは期待を寄せる。
「ニコラ(ジルスール、コ・ドライバー)と自分は、あそこではいつも走りやすさを感じていて、これまでも好成績をたくさん残している。今年も、その戦績を増やしたい。選手権はいい感じに熱くなっているので、今回も接戦になることは間違いない。美しい景色に囲まれた最高のステージを走る喜びを、心から楽しむよ!」

一方、ミケルセンはチリ戦以来のWRC参戦。4月のアルゼンチンでは2位に入っている勢いをサルディニアでも披露すべく気合いを高めている。
「ポルトガルではティエリーが好リザルトを残している中で、自分がマシンに戻れることにワクワクしているよ」とミケルセン。
「サルディニアはトリッキーなラリーで、すごくテクニカルでナローな道。正確なペースノートとドライビングスタイルが求められる。このラリーでは、挙動が予想できるマシンであることが重要だ。その上で、はじめてプッシュできる自信が得られるからね。道には石が多いので、タイヤマネジメントにもいつも以上の集中が必要だ。走行順も鍵になる。タフだが、楽しめるラリーだよ」

前戦ポルトガルでは、テクニカルトラブルに見舞われたものの好ペースを披露していたダニ・ソルドは、今季初のポディウムを目指してサルディニアに挑む。
「ポルトガルではコンペティティブなリザルトのチャンスを逃したが、しっかり立て直してサルディニアではトラブルフリーな、安定した週末にしたい」とソルド。
「しかし、難しいラリーでもある。1回目の走行はサンディなので、2回目の方がグリップが得られるので、クレバーなタイヤマネジメントが必要だ。暑さもマシンやタイヤ、クルーに厳しい要因。留意やマネジメントすることが盛りだくさんの週末になるよ」