F1グランプリ第7戦カナダGPの公式予選が8日、モントリオールのジル・ビルヌーブサーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。フリー走行2回目、3回目、そして予選Q1をフェラーリ勢がワンツーで締めくく…

F1グランプリ第7戦カナダGPの公式予選が8日、モントリオールのジル・ビルヌーブサーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。

フリー走行2回目、3回目、そして予選Q1をフェラーリ勢がワンツーで締めくくり、ポールポジション争いはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)の2人に絞られるかと思われた。しかし、Q2ではメルセデス勢が逆襲、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを叩き出し、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が2番手につけた。

Q3でもハミルトンは1回目のアタックでトップに立つと、最後のアタックで更にタイムを縮め1分10秒446を記録。これで決まりかと思われたが直後にベッテルが逆転、1分10秒240で今季初のポールポジションを獲得した。ベッテルは2018年のドイツGP以来17戦ぶり、フェラーリにとっては今季第2戦バーレーンGPのルクレール以来、5戦ぶり2度目のポールポジションとなった。

2番手はハミルトン、3番手はルクレールとここまでは順当な結果だったが、4番手に何とダニエル・リカルド(ルノー)が食い込んできた。ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)はタイムが伸びず5番手、6番手に終わった。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は、Q2の最後のアタック中に前方でクラッシュが発生し、タイムを更新することができず敗退し11番手。トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトが12番手、アレクサンダー・アルボンが14番手で予選を終えた。

F1カナダGP 公式予選結果
1. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)/1分10秒240
2. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分10秒446
3. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分10秒920
4. ダニエル・リカルド(ルノー)/1分11秒071
5. ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)/1分11秒079
6. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分11秒101
7. ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)/1分11秒324
8. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分11秒863
9. カルロス・サインツ(マクラーレン)/1分13秒981
10. ケビン・マグヌッセン(ハース)/No Time

以下Q2
11. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分11秒800
12. ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)/1分11秒921
13. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分12秒136
14. アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)/1分12秒193
15. ロマン・グロージャン(ハース)/No Time

以下Q1
16. セルジオ・ペレス(レーシングポイント)/1分12秒197
17. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分12秒230
18. ランス・ストロール(レーシングポイント)/1分12秒266
19. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分13秒617
20. ロバート・クビサ(ウィリアムズ)/1分14秒393

F1カナダGP《photo by Getty Images》

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