写真:森薗政崇(岡山リベッツ・奥)と吉村真晴(名古屋ダイハツ・手前)/撮影:ラリーズ編集部<ITTFワールドツアー・香港オープン 2019年6月4日~6月9日>7日、香港オープン4日目、男子ダブルス決勝トーナメント2回戦が行われた。昨日1回…

写真:森薗政崇(岡山リベッツ・奥)と吉村真晴(名古屋ダイハツ・手前)/撮影:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・香港オープン 2019年6月4日~6月9日>

7日、香港オープン4日目、男子ダブルス決勝トーナメント2回戦が行われた。昨日1回戦を快勝した森薗政崇(6月世界ランキング31位・岡山リベッツ)/吉村真晴(同32位・名古屋ダイハツ)ペアが登場。韓国の張禹珍(同10位)/林鐘勲(同21位)と対戦した。韓国ペアは、昨年のグランドファイナルで優勝し、先日の中国オープンでも優勝したドイツペアに敗れたがベスト4に入るなど実績十分のペアである。

「僕がチキータ出来ないように、真晴さんにストップさせないように、相手が工夫してきているのを感じた」と森薗が語った通り、韓国ペアからなかなか主導権を奪えず、ゲームカウント0-3でストレート負け。ダブルス巧者同士の森薗・吉村ペアは決勝トーナメント2回戦で姿を消した。

試合後、森薗は「どの国も最近ダブルスに力を入れていて、以前よりツアーで勝ちにくくなっている。長く組んでいるペアが解散し、強いペアが組みだしてだいぶ勢力図が変わりつつある。そんな中で日本が上位に食い込めるように頑張るのが僕の仕事だと思う」とダブルス巧者らしいコメント。

また、今月12日から始まるジャパンオープンについて「ワールド・ツアーはレベルが高く、いいドローが来た時、チャンスが来た時にしっかり勝ちきれるように準備していくことが大事。ジャパンオープンに向けて、帰国日を早めて調整したい。(ジャパンオープンの開催地の)北海道は食事が美味しく日本で一番好きな場所なので楽しみ。香港では負けはしたが前回ストレート負けした相手に、観客の皆さんに楽しんで貰えるプレーが出来たことは良かった。札幌でもそういう試合をしたい」と地元日本で開催のワールドツアーに向け、力強く意気込みを語った。

香港OP4日目 男子ダブルス 日本選手の結果




写真:森薗政崇(岡山リベッツ・左)と吉村真晴(名古屋ダイハツ)/撮影:ラリーズ編集部

<男子ダブルス2回戦>
森薗政崇/吉村真晴 0-3 〇張禹珍/林鐘勲(韓国)
7-11/5-11/9-11

文:ラリーズ編集部