6月5日、「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会11日目。男子シングルス準々決勝、女子シングルス準々決勝、女子ダブルス準々決勝、混合ダブルス準…
6月5日、「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会11日目。男子シングルス準々決勝、女子シングルス準々決勝、女子ダブルス準々決勝、混合ダブルス準決勝が行われる。
男子シングルス準々決勝、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。
両者の対戦成績は2勝2敗。クレーコートでは2017年「ATP1000 ローマ」決勝で1度だけ対戦しており、その時はジョコビッチが敗れている。
ジョコビッチは、今大会ここまでの4試合すべてストレートで勝利。4試合の合計時間は6時間46分だ。一方、ズベレフは4試合中2試合がフルセットにもつれ込んだこともあり、合計12時間5分を戦い抜いてきた。
自身2度目のグランドスラム4大会連続優勝に向け、まずは同大会3年ぶりのベスト4進出を目指すジョコビッチと、自身初のグランドスラムベスト4進出を目指すズベレフ。両者の5度目の対戦は、日本時間23時頃に開始予定。
そして、第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は第10シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。ティームはハチャノフに対し過去0勝1敗。
「次世代クレーキング」と目されるティームは、4回戦で第14シードの地元ガエル・モンフィス(フランス)をストレートで破っての勝ち上がり。
一方、ハチャノフは4回戦で第8シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に勝利。また、ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、6月10日発表の世界ランキングで自身初のトップ10入りが決まっている。
ティームとハチャノフの準々決勝は、日本時間23時頃に開始予定だ。
女子シングルス準々決勝では、第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が世界51位のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。両者は今回が初対戦。
対戦相手のアニシモワは現在17歳で、4月の「クラロ・オープン・コルサニタス」でキャリア初タイトルを獲得。今大会、自身初のグランドスラムベスト8進出を果たした。
WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、若手との対戦についてハレプは「私より10歳若い選手と対戦することは簡単ではありません」「しかし、コート上では私は強気でいます。実際に今日(4回戦)、私はそうでした」「彼女たちは若く、失うものは何もないので、すべての試合がタフです」と話している。
そのほか、第8シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)は第14シードのマディソン・キーズ(アメリカ)との準々決勝に臨む。両者は2017年同大会でも対戦しており、その時はキーズが勝利した。
◇ ◇ ◇
【6月5日の注目ドロー】
◆男子シングルス
準々決勝
[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)対 [5]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)
[4]ドミニク・ティーム(オーストリア)対 [10]カレン・ハチャノフ(ロシア)
◆女子シングルス
準々決勝
[3]シモナ・ハレプ(ルーマニア)対 アマンダ・アニシモワ(アメリカ)
[14]マディソン・キーズ(アメリカ)対 [8]アシュリー・バーティ(オーストラリア)
◆女子ダブルス
準々決勝
[6]エリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)対 リューメラ・キッシャノック(ウクライナ)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)
◆混合ダブルス
準決勝
[1]ニコール・メリチャー(アメリカ)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)対 チャン・ラティーシャ(台湾)/イバン・ドディグ(クロアチア)
[Alt]ナディヤ・キッシャノック(ウクライナ)/アイサムウルハク・クレシー(パキスタン)対 [2]ガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/マテ・パビッチ(クロアチア)
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全仏オープン」でのジョコビッチ
(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)