「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会10日目、男子シングルス準々決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第24シードのスタン・ワ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会10日目、男子シングルス準々決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第24シードのスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。フェデラーが7-6(4)、4-6、7-6(5)、6-4で勝利し、7年ぶりにベスト4へ進出した。試合時間は3時間35分。

両者の過去の対戦成績は、フェデラーの22勝3敗。2015年の「全仏オープン」準々決勝では、フェデラーがストレートで敗れていたものの、今回は制した。

フェデラーが最後に「全仏オープン」でベスト4に進出したのは、2012年。2013年はベスト8、2014年はベスト16、2015年はベスト8、そして2016年から2018年は欠場となっていた。クレーコート大会への参戦自体が3年ぶりだったが、この大舞台で結果を出した。

そして準決勝では、長年のライバルである、第2シードで同大会11度の優勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。

フェデラーとナダルの通算対戦成績は、フェデラーの15勝23敗。「全仏オープン」ではフェデラーの0勝5敗、2011年の決勝以来の対戦となる。

フェデラーは「全仏オープン」でナダルに勝ったことがないが、5戦中4戦は1セット取っており、食らいついている。また、全てハードコートでの対戦ではあるが、直近の対戦ではフェデラーがナダルに5連勝中(ナダルの試合前棄権除く)だ。

両者の39回目の対戦に、世界中のテニスファンの注目が集まる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのフェデラー

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)