「全仏オープン」（フランス・パリ／5月26日～男子6月9日・女子8日／クレーコート）の大会10日目、男子シングルス準々決勝で第7シードの錦織圭（日本／日清食品）が世界2位のラファエル・ナダル（…

「全仏オープン」（フランス・パリ／5月26日～男子6月9日・女子8日／クレーコート）の大会10日目、男子シングルス準々決勝で第7シードの錦織圭（日本／日清食品）が世界2位のラファエル・ナダル（スペイン）と対戦。第1セットは1-6で錦織が落とした。

両者は過去に12度対戦しており、錦織の2勝10敗。そのうちクレーコートにおいては過去4試合していて4連敗中。対するナダルは「赤土の王者」とも呼ばれ、クレーコートで絶対的強さを誇っている。そのナダルから勝利をもぎ取り、初のベスト4進出を果たせるのか、注目される。

第1セットはナダルのサービスゲームから始まった。錦織は第2ゲームをブレークされ、序盤3ゲームを連取されてしまう。

第4ゲームでは見事なウィナーを決めて40-0とリードしたところからデュースに追い上げられてしまい、簡単にキープさせてもらえない。そしてブレークポイントを握られたが、ここはしのいでキープした。

1ブレークを追いかける錦織だが、第5ゲームでブレークポイントを握るところまで攻めきることができない。それどころか第6ゲームでもブレークを喫し、ゲームカウント1-5とされた。

そしてナダルのサービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームでも錦織はチャンスをつかむことができず、1-6で第1セットを落とした。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

（テニスデイリー編集部）

※写真は「全仏オープン」での錦織圭

(Photo by Clive Mason/Getty Images)