「全仏オープン」（フランス・パリ／5月26日～男子6月9日・女子8日／クレーコート）の大会10日目。男子シングルス準々決勝で、第7シードの錦織圭（日本／日清食品）が世界2位のラファエル・ナダル…

「全仏オープン」（フランス・パリ／5月26日～男子6月9日・女子8日／クレーコート）の大会10日目。男子シングルス準々決勝で、第7シードの錦織圭（日本／日清食品）が世界2位のラファエル・ナダル（スペイン）と対戦する。試合は日本時間23時頃に開始予定だ。

両者は、今回で13度目の対戦を迎える。過去の対戦成績は、錦織の2勝10敗。そのうちクレーコートにおいては過去4試合していて4連敗中だ。前回の対戦は2018年4月のクレー大会「ATP1000 モンテカルロ」決勝で、その時は錦織が3-6、2-6のストレート完敗だった。

「赤土の王者」としてもはや説明不要なほど、特にクレーコートで絶対的強さを誇るナダル。「全仏オープン」では前人未踏11度の優勝回数を誇り、今大会ではその記録更新を目指している。また全仏においては、現在90勝2敗（6月4日時点）とたった2敗しかしていない。今大会もここまで、落としたセット数は1セットだけ。

一方錦織は、2戦連続のフルセット熱戦を勝ち上がってきた。4回戦が途中順延だったこともあり、3日連続の試合として迎える準々決勝だ。本人は4回戦後のインタビューで「いやぁ、きついですね。長い試合が多いんで。リカバリーして頑張ります」と笑顔で話した。

体力的に厳しい戦いになることが予想されるが、錦織の奮闘に期待したい。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報とハイライト動画の配信を無料で行う予定だ。

（テニスデイリー編集部）

※写真は錦織(左：Photo by Clive Brunskill/Getty Images)とナダル(右：Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)