「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会9日目、男子シングルス4回戦で第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第14シードのガエル・モンフィス(フランス)と対戦。6-4、6-4、6-…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会9日目、男子シングルス4回戦で第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第14シードのガエル・モンフィス(フランス)と対戦。6-4、6-4、6-2でティームが勝利し、4年連続のベスト8進出を決めた。試合時間は1時間48分。

両者は過去に4度対戦しており、ティームが4勝0敗と負け無し(両者の試合前棄権を除く)。今回も快勝をあげ、対モンフィス戦を5戦全勝とした。また、モンフィスが敗れたことにより、地元フランス勢はこれで全員がトーナメントから姿を消した。

第1セットは序盤第1、第3ゲームでブレークしたティームが勢いのままに6-4で先取。

第2セットは両者ともにサービスゲームをキープする展開が続いたが、終盤の第9ゲームでブレークしたティームが6-4で連取する。

そして第3セットでは粘るモンフィスを相手にティームが競り勝ち、いずれもデュースの末に2つブレークして6-2で第3セットを連取して勝利を決めた。

ティームは合計12本のブレークポイントを握り、うち5本をものにして終始試合の主導権を握っていた。対するモンフィスには第1セットで1つブレークを返しただけだった。

勝利したティームは第10シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と準々決勝で対戦する。ハチャノフは第8シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)を破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのティーム

(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)