「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会9日目、男子シングルス4回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界38位のブノワ・ペール(フラン…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会9日目、男子シングルス4回戦で第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界38位のブノワ・ペール(フランス)と対戦。日没順延のため2日がかりとなった試合を6-2、6(8)-7、6-2、6(8)-7、7-5で勝利し、2年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。その錦織が試合後のインタビューに答えた。

試合を振り返って錦織は「大変な試合でしたね。昨日は良い流れで(セットカウント)2-1で終わりましたが、今日は彼のプレーもレベルが上がっていたので難しかったですね。最後も(ゲームカウント)3-5でしたし。少ないチャンスをものにできたかなと思います」と語った。

次戦は第2シードで同大会11度の優勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン)と準々決勝で対戦する。次戦について聞かれた錦織は開口一番「きついっすね」と笑顔を見せ、「長い試合が多いので、とりあえずリカバリーして頑張ります」と語った。

また、ナダルについてはオンコートインタビューで「タフな試合になるのは間違いない。ナダルはクレーで史上最高の選手ですからね」とも語っていた錦織。「全仏オープン」では2013年4回戦以来の対決となる。

2日がかり、3時間55分の試合を終えて疲れていた錦織だが、インタビューでは時折笑顔を見せ、また試合終了後のカメラにサインをする場面では、卓球の張本智和の決め台詞「チョレイ!!」をカタカナで書き、親指を立ててキメ顔を作るなど、ファンサービスも忘れていなかった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での錦織圭

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)