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「相手のホームでは、観客が6人目の選手になる」

球団史上初のNBAファイナルに挑んでいるラプターズは、ホームでの連勝を狙ったものの、第2戦はウォリアーズに104-109で敗れ、シリーズ戦績は1勝1敗のイーブンとなった。

次戦からは、ウォリアーズ本拠地のオラクル・アリーナに場所を移して行なわれる。トロントのファンと同様に、オークランドのファンも熱狂的で、オラクル・アリーナは要塞と化すに違いない。ホームのファンの力を理解しているラプターズのカワイ・レナードは、第3戦に向けて、「チーム一丸となって戦わないといけない」と、第2戦後の会見で語った。

「相手のホームでは、観客が6人目の選手になる。それでも、ハードに、力強く、ミスをせず、ターンオーバーを記録せず、ホームと同じようにプレーしないといけないんだ」

スパーズ時代に優勝経験のあるレナードは、ファイナルの難しさについて、「簡単なシリーズにはならない」と言う。

「目の前の1試合に集中しないといけない。(ファイナルで)最も大事なのは4という数字。つまり、4勝しないといけないということ。2勝、3勝しても、何も意味はない。目の前の試合に集中して、困難に立ち向かわないといけないんだ」

レナードは、スパーズ時代から対戦経験の多いウォリアーズの実力を十二分に理解している。王者に対するリスペクトの念について聞かれると、彼はこう答えた。

「彼らのことはすごくリスペクトしている。2年続けて優勝しているしね。とにかく、この試練に立ち向かわないといけない。素晴らしいバスケットボールチームとの対戦なのだから、このチャレンジを受け入れて、戦って勝ちたい」

今回のシリーズではホームコート・アドバンテージを保持しているとはいえ、敵地で勝てればチームに勢いがつく。第3戦では、初の敵地でのファイナルを体験するラプターズの力と、気持ちの強さが問われる。