6月2日、「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会8日目。男子シングルス4回戦、男子ダブルス3回戦、女子シングルス4回戦、女子ダブルス2・3回戦…
6月2日、「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)大会8日目。男子シングルス4回戦、男子ダブルス3回戦、女子シングルス4回戦、女子ダブルス2・3回戦、混合ダブルス2回戦が行われた。
男子シングルス4回戦、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界38位のブノワ・ペール(フランス)と対戦。6-2、6(8)-7、6-2でセットカウント2-1と錦織がリードしたところで日没となり、試合は翌日に順延となった。
第1セットを先取した錦織。第2セット序盤も優位に進めていくが、ブレークのチャンスをなかなか活かせず。このセットはタイブレークの末落とし、セットカウント1‐1で並ばれた。そして第3セット、先にブレークに成功した錦織がセットを奪い、ここで順延となった。
なお、錦織とペールの試合は、日本時間6月3日19時以降に再開予定だ。
そのほか、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界78位フアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)に6-2、6-3、6-3とストレート勝利。第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)は世界68位レオナルド・メイヤー(アルゼンチン)に6-2、6-3、6-3で勝利し、ベスト8進出を決めた。
また、第24シードのスタン・ワウリンカ(スイス)は第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。ワウリンカが7-6(6)、5-7、6-4、3-6、8-6で今大会最長となる5時間9分の死闘を制し、同大会2年ぶりのベスト8進出を決めた。
ギリギリの攻防が終始続き、壮絶な死闘となったこの試合。ワウリンカは合計27本のブレークポイントを握られながら、うち22本をしのぐ粘りを見せて勝利を掴んだ。
女子シングルス4回戦では、第7シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)が第19シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦。スティーブンスが6-4、6-3で勝利し、同大会2年連続2度目のベスト8進出を決めた。
そのほか、第12シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)は世界38位の19歳マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)に2-6、0-6で敗れ、ベスト16で敗退。勝利したボンドルソバは自身初のグランドスラムベスト8進出となった。
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【6月2日 主な試合結果】
◆男子シングルス
4回戦
〇[2]ラファエル・ナダル(スペイン)6-2、6-3、6-3 ●フアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)
〇[3]ロジャー・フェデラー(スイス)6-2、6-3、6-3 ●レオナルド・メイヤー(アルゼンチン)
〇[24]スタン・ワウリンカ(スイス)7-6(6)、5-7、6-4、3-6、8-6 ●[6]ステファノス・チチパス(ギリシャ)
◆男子ダブルス
3回戦
〇[3]フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)6-3、6-4 ●[14]ロビン・ハッサ(オランダ)/フレデリック・ニールセン(デンマーク)
◆女子シングルス
4回戦
〇[7]スローン・スティーブンス(アメリカ)6-4、6-3 ●[19]ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)
〇マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)6-2、6-0 ●[12]アナスタシア・セバストワ(ラトビア)
〇[26]ジョハナ・コンタ(イギリス)6-2、6-4 ●[23]ドナ・ベキッチ(クロアチア)
〇[31]ペトラ・マルティッチ(クロアチア)5-7、6-2、6-4 ●カイア・カネピ(エストニア)
◆女子ダブルス
3回戦
〇リューメラ・キッシャノック(ウクライナ)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)7-5、6-1 ●[3]シェイ・スーウェイ(台湾)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)
◆混合ダブルス
2回戦
〇[2]ガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/マテ・パビッチ(クロアチア)7-6(5)、6-2 ●ラルカ・オラル(ルーマニア)/フランコ・シュクゴール(クロアチア)
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全仏オープン」での錦織
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)