「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会8日目。男子シングルス4回戦で、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界38位のブノワ・ペール(フラ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会8日目。男子シングルス4回戦で、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界38位のブノワ・ペール(フランス)と対戦する。試合は日本時間24時頃に開始予定だ。

両者は、今回で9度目の対戦を迎える。過去の対戦成績は、錦織の6勝2敗。昨年の「全仏オープン」2回戦でも対戦しており、その時はフルセットにもつれた末に錦織が勝利した。ただ、2015年の「全米オープン」1回戦、同年の「楽天ジャパンオープン」準決勝では、フルセットの末悔しい敗戦を経験している。

錦織はペールについて「やりにくい相手ですね。サーブが良いのと、バックがすごく強烈なので、それに一番注意したいかなと思います。彼のプレーに惑わされないというか、しっかり足を動かして相手のプレーを読めたらなと思います」と話した。

一方のペールは今シーズン、クレーコート大会で2つのタイトルを獲得している。4月の「ATP250 マラケシュ」と全仏開幕前週の「ATP250 リヨン」でも優勝し、勢いそのままに全仏を迎えた。今大会2回戦では、同郷の世界43位ピエール ユーグ・エルベール(フランス)と4時間33分にも及ぶ死闘を繰り広げ、6-2、6-2、5-7、6(6)-7、11-9で勝ち上がってきている。

3回戦で4時間26分という長丁場を戦い抜いた錦織は、リカバリーできているか。そして今大会3度目の地元選手を相手に主導権を握ることができるかがポイントとなるだろう。アウェーでのタフな戦いで、自身3度目となるベスト8進出を期待したい。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報とハイライト動画の配信を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)