「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会7日目、女子シングルス3回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、ダブルス世界1位でシングルス…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会7日目、女子シングルス3回戦で第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、ダブルス世界1位でシングルス世界42位のカテリーナ・シニアコバ(チェコ)と対戦。4-6、2-6のストレートで大坂が敗れ、同大会自身初のベスト16進出はならなかった。

勝利したシニアコバは、第14シードのマディソン・キーズ(アメリカ)とアナ・ブリンコワ(ロシア)の勝者と4回戦で対戦する。

第1セットを4-6で落とした大坂のサービスゲームから第2セットはスタートした。大坂は第1セットでファーストサーブの成功率が50%を切っており、さらにウィナー14本に対してアンフォーストエラーが16本と、好調とはいえない立ち上がりだったが、第1ゲームをラブゲームでキープし、気持ちを切り替える。

第3ゲームでブレークポイントを握られた大坂だが、強烈なサーブとウィナーを連発してこのピンチをしのぐ。

しかし第5ゲームで再びシニアコバにブレークポイントを握られると、今度はしのぎきることができずにブレークを喫し、第2セットも先行を許してしまう。

大坂は第6ゲームでデュースに持ち込むも、バックハンドがネットギリギリを越えられずにチャンスを作ることができない。

さらに第7ゲームでも自身のミスでブレークポイントを握られた大坂は、痛恨のダブルフォルトをしてしまい、2ブレークダウンとなった。

そしてゲームカウント2-5で迎えた第8ゲームでシニアコバのサービスゲームを破ることができない大坂が第2セットを2-6で落とし、3回戦敗退となった。

大坂は試合を通して38本のアンフォーストエラーを記録。大事なポイントでもミスが多くでてしまった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での大坂なおみ

(Photo by TPN/Getty Images)