「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会3日目。男子シングルス1回戦で、世界72位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界66位のマッケンジー・マ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日~男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会3日目。男子シングルス1回戦で、世界72位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界66位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦。6(7)-7、6-0、4-6、6-2、6-3で西岡がフルセットの末に勝利し、「全仏オープン」自身初となる2回戦進出を果たした。試合時間は3時間8分。

勝利した西岡はフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)と2回戦で対戦する。デル ポトロはニコラス・ジャリー(チリ)を破っての勝ち上がり。

第4セットを終えたところでマクドナルドはトレーナーを呼び、左足の付け根の辺りのマッサージを受けていた。

その後、第1ゲームで西岡が15-0としたところでまたも試合を中断。トレーナーを呼んでマクドナルドは足を看てもらっていたが、治療というわけではなく薬か何かをもらったようで、試合は再開された。

再開後、西岡はリズムを崩すことなく第1ゲームをラブゲームでキープ。その後、両者サービスゲームをキープして試合が進んだ。

第4ゲーム、西岡が粘りを見せてブレーク。続く第5ゲームをラブゲームでキープし、ゲームカウント4-1とリードを作った。

そしてお互いにキープして迎えた第9ゲームが西岡のサービング・フォー・ザ・マッチに。ここをしっかりと守り切った西岡が6-3で第5セットを取り、嬉しい「全仏オープン」初勝利を飾った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」での西岡

(Photo by Adam Pretty/Getty Images)